全国にある校舎のうち7割以上を閉鎖する方針を決めた大手予備校の代々木ゼミナールは、受験生が志望校選択の参考にしてきた模試や大学入試センター試験の分析なども来年から実施しないことになりました。 東京に本部がある代々木ゼミナールは、いわゆる三大予備校の1つとして浪人生を中心に多数の生徒を集め、全国に校舎を展開してきましたが、少子化に伴う受験生の減少などを受けて、29の校舎のうち7割以上に当たる22の校舎を閉鎖する方針を決めています。 代々木ゼミナールによりますと、来年4月からは、大学入試センター試験と同じようなマークシート方式で行っていた全国センター模試や、国公立大学の2次試験や私立大学の入試を想定した全国総合模試、それに毎年行っていたセンター試験の分析なども来年1月からは実施しないことを決めたということです。 これらの模試や分析は、多くの受験生が志望校選択の参考にしてきたものですが、代々木ゼ