通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり 」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河 出新書) 他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何 が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会 委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』 「引きこもり」するオトナたち 「会社に行けない」「働けない」――家に引きこもる大人たちが増加し続けている。彼らはなぜ「引きこもり」するようになってしまったのか。理由とそ
震災後に、将来不安から結婚したい人が増えたと話題になった。ところが、夫婦はといえば逆に、離婚したい人が増えてきたというのだ。 「2か月半以上経ちまして、いま反対の現象が起き始めています」 「頼もしかった夫が買いだめ」 フジテレビ系で2011年5月30日に放送された「とくダネ!」では、その現象である「震災離婚」が特集された。 それによると、東京都内の法律事務所では、震災後の離婚相談件数が、2、3割ぐらい増えている。また、被災地に近い仙台市内の離婚相談所では、相談が震災前の3倍に達した。そして、これから大きな問題になりうるというのだ その理由について、法律事務所の弁護士は、「地震を巡る対応によって、夫婦の価値観の違いみたいなのが出て」と説明した。離婚相談所では、「前からの夫婦関係がうまくいってないのが原因」としていた。 番組では、離婚のパターンとして、原発事故の影響について考え方が食い違ったり
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