米国債格下げ 円高株安の懸念 NHKニュース米国債格下げ 円高株安の懸念 8月6日 19時1分 大手格付け会社がアメリカ国債の信用力を示す格付けを引き下げたことについて、専門家からは、アメリカ国債に対する市場の信頼が直ちに失われる可能性は低いものの、円高や株価の値下がりにつながり、日本の景気に悪い影響を及ぼしかねないという見方が出ています。 野村証券金融経済研究所の木内登英チーフエコノミストは、アメリカ国債の格付けが引き下げられたことについて、「アメリカの経済力は世界一で、信用が完全に揺らぐわけではない。アメリカ国債に代わる投資の対象もないので、アメリカ国債が売られる可能性は低いだろう」と述べ、アメリカ国債に対する市場の信頼が直ちに失われる可能性は低いという見方を示しました。そのうえで、歴史的な円高が続いている外国為替市場や、大幅な値下がり傾向にある株式市場への影響について、「格下げを受けて、金融市場は週明けも世界的なドル安と株安の
