独 電力会社が核燃料税で提訴 6月23日 10時29分 2022年までの脱原発を決めたドイツ政府が電力会社に核燃料税を課し続けるのは違法だとして、ドイツの大手電力会社2社が税の廃止を求める訴えを起こし、脱原発を巡るドイツ政府と電力会社との対立は司法の場に持ち込まれることになりました。 訴えを起こしたのは、ドイツの大手電力会社「RWE」と「E.ON」です。訴えによりますと、2社は、ドイツ政府がことし導入した核燃料の量に応じて電力会社に課す核燃料税について、原発の稼働を続けることを見返りに受け入れたもので、政府が2022年までの脱原発を決めた以上、違法だとして廃止を求めています。脱原発を決めたドイツ政府に対して電力会社が裁判を起こしたのは、これが初めてです。これについてドイツ政府は、今のところ反応を示していませんが、これまで核燃料税は自然エネルギーを促進するための基金にするもので、原発の稼働継