これまで「週刊文春」は、缶詰製造大手のいなば食品の新入社員への“ボロ家ハラスメント”に始まり、静岡工場での食品衛生法違反や稲葉敦央社長(70)と妻の稲葉優子会長(54)による社員へのハラスメントなどを報じてきた。 そんないなば食品には、実に不可解な社内規則が存在することが新たに分かった。
1909年の発売以来、賛成派と反対派による論争が続いている、うま味調味料の「味の素」。いったいなぜ、うま味調味料にネガティブなイメージを持つ人が増えたのだろうか? ここでは、戦後日本の歴史を“味覚の変遷”から読み解いた、澁川祐子氏の著書『味なニッポン戦後史』(集英社インターナショナル)より一部を抜粋して紹介する。(全2回の1回目/2回目に続く) 「中華料理店症候群」の後遺症 引き金になったのは、1968年にイギリスの医学雑誌「The New England Journal of Medicine」に掲載された「チャイニーズ・レストラン・シンドローム(中華料理店症候群)」と題する報告だった。 その内容は、中華料理を食べたあとに頭痛や発汗、しびれなどの症状が多数起きているというものだった。さらにその原因の1つとして、中華料理に多く含まれるグルタミン酸ナトリウムの可能性が示唆されていた。これが話
今年4月から日本テレビ系列で放送予定だったドラマ「たーたん」の制作が中止になった。 原作は、現在も「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の西炯子さんによる同名コミック。主人公の上田敦は冴えない童貞男。15年前、友人から1人の赤ん坊を預かった。その友人は殺人を犯し刑務所に入っていた。赤ん坊の名は鈴。敦は鈴を実の娘のように懸命に育てた。童貞のまま父親になった男と本当の親を探し求める娘の成長の様子を描いた作品である。 原作の「たーたん」は未完作品 「小学館×日テレ」の“再タッグ”に異論が噴出していた しかし、昨年10月から同じく日テレ系列で放送されたドラマ「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」)の原作者で人気漫画家の芦原妃名子さん(享年50)の訃報が1月29日に伝えられると、「たーたん」の制作は迷走。「原作・小学館×ドラマ・日テレ」という“再タッグ”に加え、「セクシー田中さん」
「セクシー田中さん」の原作者で人気漫画家の芦原妃名子さん(享年50)の死の波紋が広がる中、今年4月から日本テレビ系列で放送予定のドラマ「たーたん」。原作者は西炯子さんで、現在も「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中だ。 日テレでドラマ化される「たーたん」 「週刊文春」は2月14日配信の電子版で、今年4月にスタートする同作のドラマ版の主演をムロツヨシ(48)が務めること、「セクシー田中さん」と同じプロデューサーが手がけることなどを報道した。 そんなドラマ版「たーたん」について、日テレと小学館の間で今も激論が交わされているが、放送中止や延期の可能性が浮上していることが「週刊文春」の取材で分かった。
「西武池袋線に『肉そば』ブーム到来か?」という記事を先日書いた。すると立ち食いそば愛好家の先達から「西武線の肉そばといえば所沢駅の狭山そば、そして上井草にある新店をお忘れではなかろうか。しかもこの店、有名な元プロボクサーが経営する店だとか。一刻も早い訪問を」という出動命令のようなメッセージが届いた。 さっそく東京で大雪が降った翌日の2024年2月6日、上井草駅近くにある新店「とらや」を訪れることにした。
立ち食いそばファンの間では黒い色をした「漆黒つゆ」がしばしば話題になる。大阪関西の方からしたら言語道断な話題だ。 2000年頃、染まり系といえば浅草橋「野むら」、東十条「そば谷」、神田須田町「六文そば」、浅草橋「伊藤」、溝の口「七福」であった。「野むら」は今も漆黒つゆで健在だ。「六文そば」は一時期よりおとなしいが漆黒つゆでがんばっている。これら以外は閉店してもうない。今の染まり系なら水元公園「高橋商店」(ここは相当漆黒度が高い)、東十条の流れを持つ板橋区役所前「そば谷」、笹塚「柳屋」、浅草橋「そば千」、浅草橋「ひさご」あたりだろうか。 松戸に漆黒つゆの店がオープン ところで2023年3月、松戸から少し離れた街道沿いにすごい漆黒の立ち食いそば屋がオープンしたと今話題になっている。店の名前は「だるま堂本店」。初物好きの立ち食いそばファンが大挙して訪れているというこの店に行ってみることにした。
関西で「肉うどん・そば」といえば「肉吸い」「肉うどん」で有名な「千とせ」をはじめ牛肉を使うのが一般的だ。一方、関東では豚肉を使う店がほとんどである。これは出汁、使用する醤油が違うこと、畜産内容が異なることなどに起因するといわれている。 ところで東京の大衆そば・立ち食いそば屋で豚肉を使った「肉そば」の名店といえば、墨田区向島などにある極太手切りそばで有名な「角萬」、豊島区長崎(椎名町駅前)にある唯一無二の「南天」、文京区小石川(春日駅すぐ)などにある厚肉で有名な「豊(と)しま」だと思う。 今回はその「豊しま」で修業した方が千代田区神田小川町に開業した「豊はる」を紹介しようと思う。独自路線の豚肉を使ったメニューを展開し始めたとのこと。
靴下専門店「靴下屋」「Tabio」などの展開で知られる東証スタンダード上場企業・タビオ株式会社(大阪市)の越智勝寛社長(54)が、“美男美女ライブ配信アプリ”として知られる「17LIVE(イチナナ)」上で、ライバー(配信者)に総額7000万円もの“投げ銭”をしていることが「週刊文春」の取材でわかった。 「靴下屋」の店舗(HPより) タビオは1968年に「ダンソックス」の商号で創業し、2000年に上場した靴下製造・販売会社だ。靴下専門店「靴下屋」などを国内外に約270店舗展開し、2023年2月期の連結売上高は152億6400万円(前期比11.6%増)と業績は好調である。創業者の越智直正氏は「靴下の神様」とも呼ばれた名物経営者だったが、2022年1月に不慮の事故で急逝。勝寛氏は直正氏の長男で、同社の2代目社長だ。 「(勝寛氏は)『ウェブで勝たないとリアルで勝てない』とオンライン戦略にも熱心です
会社の価値を表す株式時価総額は7961億ドル(約119兆4000億円)で世界7位。自動車業界ではぶっちぎりの1位で、2位トヨタ自動車のおよそ3倍。米電気自動車メーカーのテスラは、その将来性を含め世界の投資家が最も高く評価する自動車会社である。 だが創業者のイーロン・マスクはそんな評価に何の関心もないだろう。何せ野望は人類を「マルチ・プラネット・スピーシーズ」すなわち「複数の惑星で繁栄する種」に進化させることなのだから。 核戦争か環境破壊か、はたまた小惑星の衝突か。マスクは人類がそれほど遠くない将来、地球に住めなくなってしまうことを本気で心配している。 イーロン・マスク氏 ©時事通信社 物事を常人よりはるかに深く突き詰めて考える 自らアスペルガー症候群の傾向があることを認めているマスクには、物事を常人よりはるかに深く突き詰めて考える性癖がある。伝記『イーロン・マスク』(ウォルター・アイザック
11月10日、福島県議選終盤、現職候補者の事務所内で応援演説をする小渕優子選対委員長(50)の姿があった。さぞかし奮闘していると思いきや……。 小渕氏は陣営訪問前にこう伝えていたという。 「本当にプライベートとして応援に行きます。チラシを撒いて人を集めるようなことはしないで下さい。(選対委員長という肩書も)言わなくていいですから」 県連側が「そんなわけにはいかない」と最低限の聴衆を集め、事務所の中でマイクを持たせたのだが、
「物凄いVIPとの飲み会だから」と後輩芸人から高級ホテルに呼び出された女性たち。そこに現れたのはTシャツ姿の松本だった。「日本の法律は間違ってる。なんで俺が嫁を何人も持てへんのや」。そして、隣のベッドルームで2人きりにされると……。 東京・六本木の夜景を一望に収める「グランドハイアット東京」。地上15階にある100㎡を超える「グランドエグゼクティブスイートキング」は、1泊、約30万円。VIP御用達のゲストルームである。 東京・六本木のグランドハイアット東京 バスルームには、フランスのラグジュアリーブランドのアメニティが並び、高級綿を使用した今治タオルがラックにかかる。 またメインルームにはオーストリアの名門ブランド「リーデル」のシャンパングラスが燦然と輝き、シモンズ製のキングベッドが客人を饗(もてな)す。 その日、都内在住のA子さんは、そんな風雅な都会の一風景に身を置いた。だが、その光景は
アダルトメディア研究家の安田理央さんがSNSで「推し『ビジネス』の終焉」という表現を使っておられ、我が意を得たりで膝を打ちまして。ほんと、そんな感じなんですよ。 一連のジャニーズ関連だけでなく頂き女子やホスト刺傷などのホスト規制ネタに加えて、ちょっと前までのアイドルビジネスで秋元康さんが持ち上げられてきてやがて廃れたプロセスなどを見ても、やはりコト消費的な推しビジネスは乱獲の果てに終わり始めているんじゃないのかなあと思うわけです。 推しビジネスの罪 ゲーム業界の仕事をしていると、推しビジネス問題とはどうしても向き合わざるを得ず、その中でも一時期ソーシャルゲームが興隆し、あまりの利益率の高さに各社こぞって参入した経緯を思い出します。たかが1枚のイラストで好きなキャラクターが出るからと言って、低確率のガチャ10回回すのに3,000円という法外に高額のサービスを複数回回すことがゲーム収益の根幹と
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