1996(平成8)年3月に阪急電鉄の「駅の書店」として兵庫県川西市の川西店(川西能勢口駅、2月11日閉店)から始まったブックファースト。現在の店舗数は40店。東京の渋谷や新宿、吉祥寺などにも展開している。 梅田3階店は1999(平成11)年5月9日に開業した9号店で、以来、約21年間にわたり営業を続けてきた。店舗面積は約99平方メートル。改札前という立地と7時から開店する利便性から通勤・通学時に利用する客が多かった。 大阪梅田駅2階にある「ブックファースト梅田2階店」は営業を継続する。2月28日には、阪急梅田駅2階茶屋町口改札前の「ブックファースト茶屋町口店」も閉店する。 営業時間は7時~23時(土曜は8時~、日曜・祝日は9時~22時)。
ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市北区梅田2)1階の「ザ・ロビーラウンジ」で現在、イギリス発の高級靴ブランド「マノロ ブラニク」をテーマにしたアフタヌーンティーセットを提供している。 ハイヒールやクラッチバッグをモデルにしたスイーツ 「靴の王様」と称され、多くのセレブやファッション感度の高い人たちから支持を得ている同ブランド。デザイナーのマノロ・ブラニクさんのアイデアを織り交ぜ、同ホテル総料理長のコンラド・トロンプさんが監修し、ブランド初のアフタヌーンティーを提供する。 代表作のハイヒール「ハンギシパンプ」を模したクッキー、クラッチバッグ「ハンギバッグ」を模したチョコレートのほか、フォアグラを使ったサンドイッチやキャビア、銀箔(ぎんぱく)をあしらったタルトなど11種のデザート・軽食で構成する。高級食材や色・味にこだわり、同ブランドのラグジュアリーな世界観を表現したという。ドリンクは紅茶と珈
休業理由について、同店担当者は「老朽化した建物を改修するため。休業中に建物を補強する」と話す。ただ「本店の営業再開は未定」とも説明。代替店として1月20日、JR大阪駅の商業施設「ルクア」地下1階に「キュッヒェ ニューミュンヘン」をオープンする。3月1日にはお初天神通りに「ニューミュンヘン曽根崎」店もオープン予定。 ニューミュンヘンは、1958(昭和33)年6月、お初天神通りの同地に創業し、ドイツ風の本格的ビアホールとして人気を集めた。約60年の歴史がある本店は席数430席。1000リットルの生ビールタンクや、希少な横型スライド式ビールコックを今も使う。 名物料理は骨付きの「鶏の唐揚げ」。ビールのつまみといえば乾物だった時代から、ビールに合う料理として提供してきた。 難波千日前や心斎橋、神戸などへも出店し、現在はビアレストラン業態を10店営業中。ビアホールのパイオニア的存在として「東の銀座ラ
阪急梅田駅の商業施設「阪急三番街」北館地下2階にある飲食フロアが8月31日、全店の営業を終了する。2018年春にリニューアルオープンする。 「工事期間中の通行規制について」 改装対象は約2300平方メートル。リニューアル後も飲食フロアになる。9月以降は「催し広場」付近を閉鎖するため、同階東西の移動ができなくなる。南館~北館の連絡通路と地下1階への昇降動線は利用できる。 閉店するのは全15店。店舗の一つ「中国料理 青冥(ちんみん)」は、阪急三番街が開業した1969(昭和44)年以来、48年間営業を続けてきた。来春のリニューアルでも再出店せず、完全に閉店するという。同店店長は「店長を務めて10年程だが、やはり残念。私よりも愛着のあるお客さまが多いようで『昔から来ていたのに』と残念がる声を結構聞く」と話す。 ほかに、変わり種の丼が味わえるカツ丼・親子丼専門店「祭太鼓」や、海鮮丼専門店「堂島とろ家
大阪の旧「堂島ホテル」(大阪市北区堂島浜2)が取り壊され、2020年に約300室の外資系ホテルが開業する。 重厚な装飾で関西財界人らに親しまれた 2016年12月に施設の老朽化などを理由に閉館した同ホテル。建物は解体し、跡地約1607平方メートルに11階建て程度、延べ床面積約1万3800平方メートルのホテルを新築する。宿泊料2万~3万円台の宿泊主体型「アップスケール(高級価格帯)ホテル」になる予定。 再開発は、三菱UFJリースグループのMULリアルティインベストメント(東京都千代田区)と片山工業(大阪市中央区)、ウェルス・マネジメント子会社のリシェス・マネジメント(東京都港区)が手掛ける。ホテルの開発・運営にはリシェス社のノウハウを活用する。 訪日観光客の増加や2025年の国際博覧会(万博)誘致を背景に、徒歩圏内に大阪駅や北新地、中之島がある立地を生かし、外国人旅行者の取り込みを狙う。着工
大阪・中之島の「フェスティバルシティ」西棟に6月9日、ホテル「コンラッド大阪」(大阪市北区中之島3)がオープンした。運営はヒルトン(米国・バージニア州)。 220平方メートルの「コンラッドスイート」 「コンラッド」ブランドとして国内2番目、西日本初進出となる同ホテル。最高層の40階にフロントロビーを設け、33階~40階に5タイプの客室計164室を配置。共用部や客室から梅田のビル群や大阪城などが眺められる。 インテリアデザインは橋本夕紀夫デザインスタジオ。モダンシックな様式を基本にした室内には、茶棚と南部鉄器の茶瓶セットを用意するなど、所々に和の要素も取り入れる。床から天井まで高さ約3メートルの大きな窓も特徴。 デラックスルーム以外の宿泊客は、39階のエグゼクティブラウンジ(60席、営業時間=6時30分~22時)を無料で利用できる。朝食、アフタヌーンティー、イブニングカクテルなどを提供する。
大阪・中津商店街の書店・ギャラリー「シカク」(大阪市北区中津3)で現在、漫画「酒のほそ道」の作者・ラズウェル細木さんの原画展が開催されている。 「酒のほそ道」のカラー原画 飲兵衛漫画家やジャズ愛好家として知られるラズウェル細木さんは1956(昭和31)年、山形県米沢市生まれ。1983(昭和58)年に漫画家としてデビューし、2012年に第16回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。 代表作の「酒のほそ道」は、酒好きのバイブルともいわれるグルメ漫画。主人公のサラリーマン・岩間宗達(そうたつ)を通じて酒やつまみを紹介、飲み屋の一風景を描く。1994年に始まった同作は現在も「週刊漫画ゴラク」で連載中。単行本は40巻を数える。 会場では、「酒のほそ道」のほか、「う」「美味い話にゃ肴あり」「魚心あれば食べ心」などの作品から、作者が選んだ原画約24点を展示する。ラズウェル細木さんが原画展を開くのは初めて。唯一
ゼンリン(北九州市戸畑区)は7月20日、地図を柄としてデザインした文房具「mati mati(まちまち)」の梅田版を発売した。梅田の地下街が載ったクリアファイルなど4種類を販売する。 仕切りに梅田地下街図をデザイン ラインアップは、クリアファイルとマスキングテープ、ノート、付箋。A4サイズ、3ポケットのクリアファイルは、上の仕切りに地図の枠線、下の仕切りに梅田の地下街がデザインされ、表紙まで重ねると鮮やかに彩色された1枚の地図が現れる作り。 「地域を知る人には楽しい、街ごとの『あるあるネタ』を盛り込み、かわいらしくデザインした」と同社事業企画本部ビジネス企画部の福原菜美さん。梅田の「ネタ」には、構造の複雑さから「大迷宮」の異名も取るJR大阪駅・梅田駅周辺の地下街図を選んだ。 マスキングテープには、大阪を代表する南北直線道路、御堂筋をデザイン。道路地図ならではの一方通行マークまでそのまま使い
1958(昭和33)年、増床した同ビルでは当時屋上だった9階部分に屋上遊園地をオープン。モノレールや観覧車を備えた遊園地で、ピーク時には1日1000人がモノレールに乗車するほど多くの人でにぎわっていたという。1963(昭和38)年には現在の11階建てのビルになり、新しい屋上に遊園地を開園した。9階は現在、しだれ桜などを植えた屋上庭園になっている。 当初は木馬がメーンの遊園地だったというが、時代とともに遊具も大型化。現在は中央にバッテリーカー10台が遊べるスペースがあり、両側に乗り物やゲームコーナーがある。バッテリーカーは1回100円(2人乗りは200円)、ゲームは10円で遊べるものもある。「本来は夏場だけだったが、秋に残った金魚を捨てるのがかわいそう」と冬でも金魚すくい(1ゲーム100円)が楽しめる。同フロアは遊園地としてだけでなく、3月半ば以降の気候がいい時季には昼食をとる人も多く、夏場
阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)12階イベントスペースで10月19日、東北の被災女性が作る「東北グランマのクリスマスオーナメント」の販売が始まった。 4階に展示するクリスマスツリー 東日本大震災で職を失った人や仕事の不足している地域をサポートする一般社団法人「チームともだち」(埼玉県吉川市)が企画した「東北グランマのクリスマスオーナメントプロジェクト」。宮城県石巻市、岩手県陸前高田市、同久慈市の沿岸部で漁業や衣料の製造に携わっていた女性たち約50人に、「明日を生きる喜びの源になってほしい」とクリスマスオーナメントの製作を依頼した。 材料には、オーガニックコットン製品を作る過程で出た残布を活用。被災地支援をするとともに、東北発信で「エコロジー&エコノミー」をテーマに「日本を元気にするエコ復興につながるプロジェクト」とした。ハートや靴下、クマなど小5個セット
大阪の着物サークル「きもの結び」は4月15日・16日、「きもの六花(ricca)」(大阪市北区中崎3)で「東北地方太平洋沖地震 チャリティー着物バザー」を開催する。 出品予定の小物類 昨年7月、大阪府在住の捩花(ねじばな)さんが「大阪に気軽に参加できる着物サークルがあったらいいな、作ろうかな」とツイートしたところ、賛同した数人がスタッフとなり発足した同サークル。「着物とつながる 着物でつながる」を合言葉に、気軽に着物で大阪観光をする「てくてくきもの」や、講習会、古着屋巡りなどをする「いろいろ結び」などの定期イベントを開いている。イベントは自由参加で、毎回20人前後、2歳~60代まで幅広い層の男女が参加しているという。 今回の震災を受け、「被災地から遠い大阪にいて、私たちが微力でもできることは何か」とスタッフで話し合い、チャリティー着物バザーを企画。「タンスに眠っている着物や帯、小物などを寄
水辺の複合施設「中之島バンクス」(大阪市北区中之島5)前の堂島川に12月11日、巨大子アヒル「ラバーダック」が復活した。 正面から見たラバーダック ラバーダックは、オランダ・ロッテルダムを拠点とするフロレンタイン・ホフマンさんが制作した高さ9.5メートル、幅9.5メートル、長さ11メートルの巨大子アヒル。「世界の緊張緩和と穏やかな世界への希望」をコンセプトとした巨大な作品を公共空間で展示する活動を継続的に展開し、これまでフランス、ブラジル、ベルギーなどで展示されてきた。日本国内では、「水都大阪2009」開催時に千島土地(大阪市西区)の地域創世、社会貢献事業の一環として八軒家浜で初展示され、その愛らしい姿で人気を博した。 今回は「OSAKA光のルネサンス」時期に合わせ、水辺のにぎわい拠点で「憩いの空間」創出による社会実験を行うとして水都賑わい創出実行委員会が出展を依頼し、大阪東南ロータリーク
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