なぜ「北方領土返還デモ」がウクライナで行われるのか……日本は思いにどう応えるべきか
【編集部より】世界史に特筆されるであろう、ロシアによるウクライナ侵攻は、長らく平和を享受してきた日本人の外交・安全保障観にも大きな波紋を広げてきた。前ウクライナ大使の倉井高志氏に聞く「ウクライナ問題」。最終回は、問題が長期化する中で日本がどう向き合っていくべきなのかを論じます。（2022年9月14日取材：3回シリーズの3回目） 「同じ境遇に置かれている」 ――倉井さんの新著『世界と日本を目覚めさせたウクライナの「覚悟」』(PHP出版)を読んでいて、実は最も驚いたのは、ウクライナの若者が北方領土の日に当たる2月7日に、ロシアに対する「北方領土返還要求デモ」を行っているという事実でした。 【倉井】私もウクライナに赴任して初めて知り、大変驚きました。
ゼレンスキー大統領、国会演説、AI全文文字起こし
ウクライナのゼレンスキー大統領は23日18時（日本時間）から、日本の国会でオンライン演説を行なった。イギリス、アメリカ、カナダ、ドイツ、イスラエルの各国議会に続き、アジアでは初めて。 サキシル編集部は、AI録音文字起こしのアプリサービスを使い、衆院ネット中継の同時通訳の文字起こしを実施。誤字や不自然な箇所は修正の上、速報で全文をお届けする。（一部聞き取り不能なものはそのままにしていますが、後で判明次第、修正します） 【更新 24日6時：ウクライナ国営メディア「ウクルインフォルム」日本語版、平野高志氏の和訳を参照に聞き取り不能部分を一部補正（下線部分）】 細田衆議院議長、山東参議院議長、岸田総理大臣、日本の国会議員の皆様、日本国民の皆様。本日は私、ウクライナ大統領として、史上初めて外国の国家元首として直接皆様に対してお話しできることを光栄に存じます。 両国の間には、8193キロメートルがござ
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