■生徒の声パンフに、関係者注目 携帯サイトなどによる「ネットいじめ」の被害が深刻化する中、生徒自身に携帯電話との“付き合い方”を考えさせる授業に取り組んでいる中学教諭がいる。「携帯電話は本当に必要か」。生徒にこうした疑問を徹底的に話し合わせたところ、授業を受けた学年ではネットいじめがなくなったといい、授業について教育関係者からの問い合わせが相次いでいる。 ・写真 : 埼玉県教委が作成した「ネットいじめ」対応マニュアルで、プロフを紹介した部分 東京都大田区立大森第三中学の大山圭湖教諭(53)は3年前、当時担任をしていた2年生で、授業中にぼんやりしている生徒が増えていると感じた。前年に行った携帯電話に関するアンケートを改めて行うと6割近い生徒が携帯を持ち、毎日1〜2時間も友達とメールをするという実態が浮かんだ。中には1日6時間もしている生徒や、掲示板の管理人をしていた生徒も。 生徒の声
「情報モラル」と一言でいわれていますが、情報モラルとは何を指しているのでしょう。「モラル」と「情報モラル」は別ものです。文部科学省では情報モラルを「情報社会を生き抜き、健全に発展させていく上で、すべての国民が身につけておくべき考え方や態度」と定義しています。 そこで、情報モラルを図に表現してみると右図のようになります。 一般的に、学校における情報モラル学習では情報に関わる「知識」を習得しますが、それは、底辺に「心」が育っていることを前提として指導されているようです。 どれだけ知識があったとしても、その知識を適切に活用する力や、ネット上ならではの気遣い、必要な言葉使いなどができなければ意味が無くなってしまいます。そうした適切な判断をするには道徳心が必要となりますし、そしてそれらが成立する根底には心が育っていなければならないのです。 情報モラル子どもの家をダウンロード 情報モラル指導で道徳に触
6月10日、ミシマ社さんより、拙著『12歳からのインターネット』が発売されます! 12歳からのインターネット 作者: 荻上チキ出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2008/06/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 252回この商品を含むブログ (24件) を見る 『12歳からのインターネット』は、おそらくこのブログを読んでいる人にとっては、「当たり前」のことしか書かれていない本です。でもその「当たり前」のことが書かれた本が、これまで意外とありませんでした。「クリックの仕方」「キャプチャーの仕方」的な、操作や技術に関する解説書。あるいは「ネット詐欺に気をつけよう」「ブログは作ってはいけない」的な説教本。そういう本はやまほどあれど、ケータイを持ちはじめたり、ネットをはじめる時には必ず気になるようなこと、つまり、「どんなメルアドにしようか」「面倒なあいつにメルアド教えたくない」「裏
子どもたちを「有害サイト」から守ることを目的とした、いわゆる「青少年ネット規制法案」が、今国会で成立する見通しだ。「学校裏サイト」でのいじめなどがクローズアップされ、「子どもにとってネットは危険」とも報じられる中、ネット教育に迷う親も多い。 日本アイ・ビー・エム出身で、ネット教育アナリストの尾花紀子さんは6月4日、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)が開いたシンポジウムに登壇し、子どもとネットの関係を、大人世代の常識の枠内でとらえないほうがいいと指摘した。 「物心付いたころからネットに浸っている世代は“別の世代”ととらえるべき。知識や経験のある大人は、規制だけでなく、学びを与えたり、よりよい選択肢を推奨してやることもできる」 子どもはネットでコミュニケーションを効率化している 子どもたちはネットの上手な使い方を知っている。娘1人と息子1人を持つ尾花さんは、2人のネットを利用の実態
本ブログでも「大学生が Mixi で高・中学生がプロフ!?」と題した投稿記事を公開しました。ちょっと流行を先取りした感のあった!?内容にしていますが、更に深刻なニュースが! 「子供に大人気の「プロフ」が児童買春のツールに?」といった見出しが、「ダイヤモンド・オンライン::子供を襲うネット・ケータイの罠」に掲載されています。 今、子どもの携帯電話の所持率が急上昇しているが、親や教師は携帯電話やインターネットでのトラブルに無知で、危険な状況を生んでいる。 上記の前書きで始まるこの投稿記事は、決して大袈裟ではありません!見出しの「子供に大人気の「プロフ」が児童買春のツールに?」から、深刻な内容を引用してみましょう。 友だちしか見ていないと錯覚するのか、自分の実名や学校名、自宅のおおよその住所や、バイト先の店の名前や所在地までをも記載してしまう子どもが後を絶たない。さらに、自分や友だちの写真まで無
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