Hands-on with the new iPad Pro M4: Absurdly thin and light, but the screen steals the show
米Googleは11月16日、Webブラウザの安定版「Chrome 15」のアップデートを公開し、1件の脆弱性に対処した。 Google Chrome Releasesブログによると、最新版の「Google Chrome 15.0.874.121」ではJavaScriptエンジンのV8を更新し、範囲外にデータが書き込まれてしまう脆弱性に対処した。 危険度は同社の4段階評価で上から2番目に高い「High」と位置付けられ、問題を悪用された場合、攻撃者がサンドボックス内で任意のコードを実行できてしまう恐れがある。発見者には1000ドルの賞金が贈られた。 このほかに、過去のリリースで生じていたiframeに関する不具合の修正も盛り込まれた。 Chrome 15はWindows、Mac、Linuxの各OSに対応。ユーザーには自動的に更新が配布される。
Googleは米国時間10月10日、Google自体が強く認識しているJavaScriptの欠点を克服することを目的としたウェブアプリケーションプログラマー向けプログラミング言語「Dart」の「初期プレビュー版」を発表した。 プログラマー兼プロジェクトリーダーであるLars Bak氏は10日、デンマークで開催されたGotoカンファレンスでの講演とブログ投稿において、同プロジェクトの詳細を明らかにした。Dartは、構造化されていない小規模なプロジェクトから、「Gmail」や「Google Docs」のような大規模で複雑なプロジェクトにいたるまでのすべてを対象とする。 Bak氏は10日のインタビューで、「ウェブを徐々に改良することを目的とするならば、(新しいプログラミング言語を含めて)革新していかなければならない」と述べた。 またGoogleは、Dartプログラムを記述するためのオープンソース
現在仕様策定中の次世代JavaScriptが備えるであろうクラスの継承やモジュール化機能を、いまのJavaScriptで実現するコンパイラ「Traceur」をグーグルが公開しました。 traceur-compiler - Google's vehicle for Javascript Language Design Experimentation - Google Project Hosting TraceurはJavaScriptで記述されたコンパイラとして実装されており、オンザフライでTraceur対応JavaScriptを現在のJavaScriptに変換、実行します。 具体的には、HTMLの先頭で「traceur.js」を読み込んでおくと、そのWebサイトではそれ以後、Traceur対応のクラスやモジュール化機能を備えた次世代JavaScriptをそのまま実行できる、ということになり
米Googleは5月4日(現地時間)、次期Webブラウザ「Chrome 5」の最新β版(Ver.5.0.375.29)を公開したと発表した。Windows版、Mac版、Linux版がGoogle Chromeのサイトからダウンロードできる。 JavaScriptエンジン「V8」の改良により、前回のβ版リリースよりV8ベンチマークで30%、SunSpiderベンチマークで35%高速化したという。 高速化のほかに追加された主な新機能は以下の通り。 HTML5のジオロケーション、アプリケーションキャッシュ、Web Sockets、ファイルのドラッグ&ドロップといった機能に対応した Adobe Flash Playerプラグインの統合。Google Chromeの自動更新システムを通してFlash Playerの最新版への更新も行えるようになった 同期機能でこれまでのブックマークに加え、テーマ、ホ
米Googleは3月11日、正規表現ライブラリ「RE2」を発表した。動作が高速で「スレッドフレンドリー」な点が特徴。従来のバックトラック型正規表現ライブラリの代替として開発を進めていく。 Googleによると、同社はCode SearchやSawzallといったインフラやアプリケーションで正規表現を利用しているが、バックトラックアルゴリズムを利用した従来の正規表現実装では入力データに対し処理時間が指数的に増加することが問題となっていた。また、固定サイズのスタックを持つC++のマルチスレッドプログラムの場合、従来の正規表現実装ではスタックを使い切ってスタックオーバーフローを発生させることがあったという。これらを解決するために独自の正規表現エンジンを開発したとのこと。 RE2はどのような入力や正規表現に対しても一定の小さいメモリ量で動作するように開発されているのが特徴。オートマトン理論の下、処
The Closure tools help developers to build rich web applications with JavaScript that is both powerful and efficient. Gmail、Google DocsなどGoogleが提供しているWebアプリケーションのクライアントサイドのほとんどはJavaScriptで開発されている。これはGoogleのサービスを支える門外不出のコードのように思えるが、5日(米国時間)、これらGoogleのWebアプリケーションを支えているソースコードがClosure Toolsの名称で公開された。公開されたツールは次のとおり。 Closure Compiler JavaScriptをよりコンパクトで高性能なコードへ変換するコンパイラ。使われていないコードの削除やミニファイを実施する。文法、変数参照、
Googleは米国時間11月5日、「Closure Tools」と呼ばれるプロジェクトをリリースし、同社のウェブサイトおよびウェブアプリケーション作成レベルに達することを望む開発者をサポートしていく方針を明らかにした。 Googleは、ウェブ中心のビジョンの一環で、JavaScriptを用いたウェブベースのプログラム記述を強く推進している。確かにGoogleは、「Gmail」や「Google Docs」などのサービスを通じて、JavaScriptを最大限に活用しており、より高速にJavaScriptプログラムを実行できるようにする目的もあって、「Chrome」ブラウザの開発に努めてきた。 しかしながら、JavaScriptプログラムは時に異なるブラウザ上では異なった動作をするなどの理由から、高機能なJavaScriptの記述、デバッグ、最適化は困難なものともなってきた。Googleがオープ
Googleは米国時間4月21日、ウェブアプリケーションに、PC上のプログラムが使用可能なコンピューティングパワーを付与する、一連の取り組みの重要な一環として、ブラウザに高速3Dグラフィックスをもたらす新ソフトウェア「O3D」をリリースした。 O3Dは、Windows、Mac OS X、Linuxのプラットフォーム上で、Internet Explorer、Firefox、Safari、Chromeに対応したブラウザプラグインとなっているが、Googleは、最終的にはブラウザへダイレクトに搭載していきたいと考えている。O3Dは、より高度なゲームおよび他のアプリケーションを実現するように、開発者のウェブベースのJavaScriptプログラムが、コンピュータのグラフィックスチップにダイレクトに連動するインターフェースを提供する。 Googleは、O3Dの新技術を、同社の公式ブログ上で発表している
米Googleは3月18日、17日にリリースした新Chrome βのパフォーマンスを紹介するためのサイト「Chrome Experiments」を新設した。現在、最新版のJavaScriptエンジンV8などChromeの特徴を生かす19本のゲームやツールが掲載されている。 Google Chromeの開発チームは幾人かのJavaScript開発者に声を掛け、新ChromeとV8のスピードと機能をユーザーに体感してもらうためのアプリケーションを作成してもらったという。 DOMとJavaScriptでデザインされたテトリスクローンのDOMTRISや、Twitter上の会話のつながりを視覚化するSocial Colliderなど、各アプリはChrome以外のブラウザでも楽しめるが、立ち上げボタンをクリックすると「Chromeでの使用を勧めます」という警告が表示される。
米Googleは3月17日、ブラウザGoogle Chromeの新β版をリリースした。 同社は12月、最初にリリースしたChromeをβから正式版に昇格した。以降、正規版提供の「stable」と開発者向け「developer」の2つのリリースチャンネルでアップデートを提供してきた。今回同社は、開発の早い段階でのユーザーからのフィードバックを得るため、3つ目のチャンネルとして「beta」を復活させた。 社内でのベンチマークテストによると、新β版は、V8ベンチマークスイートでは現在stableチャンネルで提供しているバージョンと比べて25%、SunSpiderでは35%高速だった。最初のβ版と比べると、V8、SunSpiderともにほぼ倍の速度を実現しているという。 新機能としては、フォームの自動補完入力、WebKit最新版で可能になったフルページズームと自動スクロールや、タブをドラッグして見
Googleは、オープンソースのプロジェクト「Gears」プロジェクトをアップデートし、ウェブサイトがGears対応ウェブブラウザ内で位置情報サービスを利用可能にした。 携帯電話のアンテナ塔から発信される信号などを利用するこの「Gears Geolocation API」は当初、携帯電話ユーザーがGPS技術がなくても自分の大まかな位置を把握できるようにするために開発された。今回のアップデートで、Wi-Fiネットワークの信号を使った位置確認に対応し、ノートPCユーザーも、多くの主要都市内で、およそ200mの範囲内で自分の位置を把握可能になった。 これにより、ユーザーの現在地を表示することにより何らかのメリットがあるウェブサイト(大半はマッピング関係のサイト)は、無線ネットワーク信号が利用可能である限り、さらなるパーソナライズが可能になる。Googleは、Gearsを使ってウェブアプリケーショ
最初のβ版が登場してからまだほとんど日の経っていないGoogle Chromeだが、確実にそのシェアを延ばしている。この傾向が続けば、2008年9月にはWebブラウザシェア第4位を占めるのは間違いないだろう。どのタイミングでSafariと同じシェアに到達するかが最初の注目ポイントといえそうだ。 ユーザにとってはこうした有益なアプリケーション候補が増えることは好ましいことだが、Webデベロッパにとっては頭の痛い問題だ。ただでさえクロスブラウザ実装が面倒だというのに、今度はこれにGoogle Chromeも加わることになる。Webデベロッパ、特にJavaScriptプログラマが気になるのはGoogle Chromeのその魅力的な機能よりも、既存のWebブラウザと比較してどの程度違いを持っているのかということだろう。 この点に関してMozilla Foundation, JavaScript E
Chromium - News and developments from the open source browser project Google Chromeではサンドボックスが採用されセキュリティ上のリスクを軽減しているというが、実際にどういった仕組みをサンドボックスと呼んでいるのだろうか。Google, Software Engineer, Nicolas Sylvain氏がA new approach to browser security: the Google Chrome Sandboxにおいて概要を説明している。 Google Chromeをセキュアなブラウザに仕上げるというのは開発チームがもっとも力を注いでいる部分だ。しかしながらWebブラウザクラスのプロダクトになってくるとコードの完璧さを追い求めてセキュリティを確保することは実際問題として難しくなってくる。しかも
久しぶりにFlash使いも読んでて楽しめる、梅田もっちー的な煽りまくりエントリ。 先月まで、僕はiPhoneへのFlashPの搭載は100%ありえないと言い切っていた。しかし昨日、突然にモバイル・プラットフォームのパワーバランスに大きな変化がでそうなニュースが入った。 それは、次のiPhone SDK2.2SDK2.1のsafariから、ウェブアプリがローカル保存できるようになるったらしいというもの。一見、たいしたことのないニュースだけど、多分これはモバイルのパワーバランスに大きな変化をもたらすことになる。 <追記> iPhone 3G Wiki blog様に、ローカルキャッシュは2.1の段階で実装されてるとの指摘をいただきました。これは僕がローカルキャッシュのエントリの時期的にSDK2.2と間違えたミスです。一方でこのミスは本文の論旨そのものには影響しません。ローカルHTMLは依然として
InformationWeekが確認したところによると、『Google Chrome』が近い将来アドオン対応となるそうです。アドオンを理由に『Firefox』から離れられなかったユーザたちが、これでGoogle Chrome王国へこぞってやって来る可能性が出てきました。通常のアドオンに加え、Greasemonkey風のスクリプトも対応となる、とのこと。 GoogleのエンジニアであるOjan Vafaiによると: アドオンと言うのは2種類あり、Firefox用のアドオンのようにブラウザの機能を拡張させるものが一つ。もう一つはユーザスクリプトです。Google Chromeはその両方をサポートする予定でいます。グリースモンキーの創始者であるAaron BoodmanはGoogle Chromeチームで今現在業務に携わっています。 VafaiはFirefoxの不安定さを指摘し「Googleのア
Firefox、Safari、Opera、そしてGoogle Chrome。これらWebブラウザはネットサーフィンをするにとどまらず、Web開発者/デザイナのためにデバッグを円滑にするためのさまざまなツールが用意されていることは周知のとおり。このたびリリースされたGoogle Chromeに付属するデバッグツールは、これから同Webブラウザでデバッグを行う、Firebug等に慣れてきたWeb開発者/デザイナのよきパートナーとなり得るか。 もう試しましたか? Google ChromeのWeb開発者向けデバッグツール WebKitをベースにしたWebブラウザ、Google Chromeがリリースされてはや1週間ほど。マルチプロセス、V8とさまざまな特徴・新機能に目が行きがちだが、読者の方々はもう「JavaScriptコンソール」「JavaScript Debugger」は試してみただろうか。
ウェブっ子の間では Google Chrome の JS 処理系である V8 祭りが絶賛開催中らしい. いつもは出遅れる私もたまにはやんやしたいと思っていろいろ読んでみたものの, VM に食傷気味な自分に気付いた. けれど, そうは言っても祭りは別腹. 一通り騒いでみます. 販促マンガ や 資料 によれば, V8 は以下のような特徴を備えている. hidden class transition と fast property access generational accurate GC accurate だから incremental GC もできる オブジェクトの rellocation はするけど handle は使わず参照元書き換え 中間表現のインタプリタなしの native code 生成. instruction cache コードをみたところ, incremental GC
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