aozrに関するyom-amotaのブックマーク (6)

  • 鴨長明 方丈記

    行く川のながれは絶えずして、しかもの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。玉しきの都の中にむねをならべいらかをあらそへる、たかきいやしき人のすまひは、代々を經て盡きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。或はこぞ破れ(やけイ)てことしは造り、あるは大家ほろびて小家となる。住む人もこれにおなじ。所もかはらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。あしたに死し、ゆふべに生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。又知らず、かりのやどり、誰が爲に心を惱まし、何によりてか目をよろこばしむる。そのあるじとすみかと、無常をあらそひ去るさま、いはゞ朝顏の露にことならず。或は露おちて花のこれり。のこるといへど

    yom-amota
    yom-amota 2020/04/18
    グッドテンションですわ、“その時こゝろ更に答ふることなし。たゝかたはらに舌根をやとひて不請の念佛、兩三返を申してやみぬ。”
  • 岡本かの子 愛

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    yom-amota 2020/04/18
    オチでめちゃくちゃ笑ったのだが、これはそういうものなのかな、
  • 石川啄木 女郎買の歌

    yom-amota
    yom-amota 2020/04/18
    これが批判なのか自己弁護なのか知識が無いと多分わからないやつだな、しかしプウって何だろう、“糜爛せる文明の不幸兒! 最も新らしき短歌! プウ!”
  • 夢野久作 縊死体

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    yom-amota 2020/04/18
    キャアコワイ、
  • 芥川龍之介 女体

    楊某(ようぼう)と云う支那人が、ある夏の夜、あまり蒸暑いのに眼がさめて、頬杖をつきながら腹んばいになって、とりとめのない妄想(もうぞう)に耽っていると、ふと一匹の虱(しらみ)が寝床の縁(ふち)を這っているのに気がついた。部屋の中にともした、うす暗い灯(ひ)の光で、虱は小さな背中を銀の粉(こな)のように光らせながら、隣に寝ている細君の肩を目がけて、もずもず這って行くらしい。細君は、裸のまま、さっきから楊の方へ顔を向けて、安らかな寝息を立てているのである。 楊は、その虱ののろくさい歩みを眺めながら、こんな虫の世界はどんなだろうと思った。自分が二足か三足で行ける所も、虱には一時間もかからなければ、歩けない。しかもその歩きまわる所が、せいぜい寝床の上だけである。自分も虱に生れたら、さぞ退屈だった事であろう。…… そんな事を漫然と考えている中に、楊の意識は次第に朧(おぼろ)げになって来た。勿論夢では

    yom-amota
    yom-amota 2020/04/18
    矜持か見栄か、どちらにしろこんなグッドテンションな奴はあまり見かけないな、“しかし、芸術の士にとって、虱の如く見る可きものは、独り女体にょたいの美しさばかりではない。”
  • 青空文庫 - 梶井基次郎 「桜の樹の下には」

    桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。何故(なぜ)って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。 どうして俺が毎晩家へ帰って来る道で、俺の部屋の数ある道具のうちの、選(よ)りに選ってちっぽけな薄っぺらいもの、安全剃刀の刃なんぞが、千里眼のように思い浮かんで来るのか――おまえはそれがわからないと言ったが――そして俺にもやはりそれがわからないのだが――それもこれもやっぱり同じようなことにちがいない。 いったいどんな樹の花でも、いわゆる真っ盛りという状態に達すると、あたりの空気のなかへ一種神秘な雰囲気を撒き散らすものだ。それは、よく廻った独楽(こま)が完全な静止に澄むように、また、音楽の上

    yom-amota
    yom-amota 2020/04/18
    基次郎、コンプレックスを払拭、
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