仮設住宅とコミュニティの再形成 / 記事一覧 大学の講義(市民活動論)では「戦後日本の社会史」と銘打って、高度成長期の住民運動からコミュニティ活動、さらにNPOの制度化に至るまでを話すことに決めている。その中で「被災地の仮設住宅においてもコミュニティの形成は必要でしょうか?」、あるいは「みんながみんな元の地域に戻らないと思うので、また同じようなコミュニティをつくるのは難しいと思いました」といった質問、感想が、学生からも寄せられるようになった。 被災地の仮設住宅は、社会的な関心事である。しかし、その着工の進捗状況の遅れ、買い物・通院をめぐる住環境の不便さなどが報道される反面、コミュニティの再形成という切り口は、これまで少なかったように思われる。今回のエントリでは、プレハブ仮設の入居者を支援する枠組み、さらには「見なし仮設(借り上げ仮設)」(民間賃貸住宅)の入居者が抱えている生活課題について
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