平成23年3月11日に発生した東日本大震災発生時の様子やその後の行動、対応、感想等を本学関係者に手記として執筆してもらいました。 3月11日に発生した東日本大震災は、大津波による東北地方沿岸部の壊滅的な被害をもたらし、福島原子力発電所の事故を引き起こしました。この記事を書いている平成23年4月現在、震災による死者・行方不明者の数は2万8千人を超えており、未だに被害の全貌は明らかになっていない状態です。被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられたお一人お一人とその遺族の皆様に対し、深くお悔やみ申し上げます。 本震災により首都圏においても、交通機関がストップし大量の帰宅困難者を生むとともに、携帯電話などの情報インフラが麻痺し、しばらくの間は連絡不可能な状態になったことは記憶に新しいと思います。このような災害発生時において、最も重要であるが、同時に最も困難であるのが安否確