イギリスの大衆紙は、マレーシアで殺害されたキム・ジョンナム(金正男)氏の息子が、「北朝鮮が暗殺を企てている」として中国にとどまるべきだとの忠告を受け、予定していたイギリスへの進学を諦めていたと伝えました。 しかし、合格通知を受けた時期に中国の当局者から、「北朝鮮がキム・ジョンナム氏とハンソル氏の2人に対する暗殺を企てている」と警告を受けたということです。 2人は、マカオや中国から出ないよう忠告されていて、その理由について「北朝鮮が政治的な理由から中国に工作員を送るのは渋るためだ」と伝えています。ハンソル氏はこの警告を深刻に受け止め、進学を諦めてマカオにとどまる選択をし、ここ数か月間は中国当局から特別な保護を受けていると伝えています。