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ブックマーク / nazology.net (8)

  • 「目と脳を生やした生殖器官」が身体からちぎれて交尾相手を探しに行く驚きの生物 - ナゾロジー

    大事なものを盗んでいきました。 日の東京大学で行われた研究によって、尻尾部分が交尾のためにちぎれて泳ぎ去る奇妙な生物「ミドリシリス」の秘密が明らかになりました。 尻尾部分は体内に精子や卵子を満載しているだけでなく、分離にあたっては体とは別の、独自の「目」と「脳」を芽生えさせた「1個体」として泳ぎ始めます。 人間で例えるならば、下半身に新たな目と脳が形成されて分離し「交尾相手を探しに旅に出る状態」と言えるでしょう。 いったいどんな仕組みでミドリシリスはこの驚異的な生殖システムを構築しているのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年11月22日に『Scientific Reports』にて「日のミドリシリスの芽体形成に関する形態学的、組織学的、および遺伝子発現解析(Morphological, histological and gene-expression analyses on st

    「目と脳を生やした生殖器官」が身体からちぎれて交尾相手を探しに行く驚きの生物 - ナゾロジー
    zeroset
    zeroset 2023/11/28
    体節毎のユニット構造で出来ている、環形動物ならではのやり方という感じ。
  • ヒトデの腕は5つに分かれた頭だったと判明! - ナゾロジー

    もしヒトデに帽子を被せるとしたら、どこにしますか? ヒトデの真ん中?それとも星形に伸びた5つの腕のどれか? バカげた質問と思うかもしれませんが、生物学者にとっては実に深刻な問題となっています。 というのも人や犬、鳥などを見れば、どっちが頭でどっちがお尻かは一目瞭然ですが、ヒトデは5の腕でどの方向にも進めるため、体の前と後ろが分からないのです。 中には「ヒトデには頭がなく、5の腕だけで動いているのではないか」とする意見もありました。 しかし、どうやら真実は逆だったようです。 米スタンフォード大学(SU)の最新研究により、ヒトデの体のほぼすべては「頭部」に関連する遺伝子からなり、頭が5つに分かれた存在と言えることが判明しました。 雑に言うと、ヒトデは”歩く頭”だったのです。 研究の詳細は、2023年11月1日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。 Study reveals lo

    ヒトデの腕は5つに分かれた頭だったと判明! - ナゾロジー
    zeroset
    zeroset 2023/11/04
    他の棘皮動物はどうなんだろう。特にウミユリとか、柄の部分も「頭」なのか、違うのか、気になる。
  • アルツハイマー病の症状が腸内細菌を介して「うつる」ことが判明! - ナゾロジー

    うつるんです。 アイルランドのユニバーシティー・カレッジ・コーク(UCC)で行われた研究によって、健康なマウスにアルツハイマー病患者の腸内細菌を移植すると、アルツハイマー病にみられる記憶障害が発生したことが示されました。 またアルツハイマー病が深刻なマウスの腸内細菌ほど、移植によって、より重度の記憶障害を発生させることが判明。 研究者たちは「アルツハイマー病の症状が腸内細菌を介して若く健康な生物に伝達される可能性があることが、世界ではじめて確認された」と述べています。 汚染された腸内細菌叢はいかにして、健康なマウスに悪影響を及ぼしたのでしょうか? アルツハイマー病と腸内細菌の関係を発見した研究は2023年10月18日に『Brain』に、にて公開されました。

    アルツハイマー病の症状が腸内細菌を介して「うつる」ことが判明! - ナゾロジー
    zeroset
    zeroset 2023/10/22
    糞便移植によって健康なマウスに認知症の症状を引き起こした、という記事に「うつる」と表題をつけるのはどうなんだろう。伝染る、と普通読んでしまうと思うが、かなり危険な誤解だと思う。
  • 8億年前の単純な生物に「脳細胞」の起源があると判明! - ナゾロジー

    カンブリア紀やエディアカラ紀よりも遥かに前の時代です。 スペインのゲノム制御センター(CRG)で行われた研究により、ニューロンの起源となる細胞が約8億年前に生きていた単純な多細胞動物「平板動物」に存在していたことが示されました。 平板動物は脳も筋肉も消化器官も持たない「最も単純な動物」であり、形もドロドロとした不定形となっています。 しかし研究者たちが平板動物を構成する細胞を詳しく分析したところ、神経ペプチドを放出して他の細胞の運動を制御している、ニューロンに極めてよく似た細胞が存在することがわかりました。 研究者たちは平板動物で発見されたニューロンそっくりの細胞は、脊椎動物や昆虫、ヒトデやクラゲなどさまざまな種でみられるニューロンの起源であると述べています。 8億年前と言えばカンブリア爆発が起きたカンブリア紀(5億4200万年~4億8830万年前)や、アヴァロン爆発が起きたエディアカラ紀

    8億年前の単純な生物に「脳細胞」の起源があると判明! - ナゾロジー
    zeroset
    zeroset 2023/09/22
    平板動物に神経ペプチドを放出する細胞が確認されたとのこと。どうでもいいけど、左右相称動物を一つの門としていたり、ヒトデが刺胞動物になってたり、かなり困った解説。ナゾロジーらしいが。
  • 細菌を狩るウイルス「ファージ」を食品にスプレーして”O-157 の除去”に成功! - ナゾロジー

    ウイルスがの安全を守ります。 カナダのマックマスター大学(Mac)で行われた研究によって、病原菌に感染して殺すウイルスを品上にコーディングするウイルススプレーが開発されました。 スプレー液には病原菌に感染して殺すウイルスを結合させた直径20μmのビーズが含まれており、品上にスプレーされると病原菌を持続的に排除することが可能です。 研究者たちはウイルススプレーは今後、医療現場における多剤耐性菌の除去にも活用できると述べています。 しかし今回の研究で着目すべきは、病原菌を狩るウイルスを運ぶビーズもまた、ウイルスによって作られている点にあります。 新たな抗菌スプレーは攻撃用ウイルスと輸送用ウイルスをどのように組み合わせたのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年12月5日に『Nature Communications』にて公開されています。

    細菌を狩るウイルス「ファージ」を食品にスプレーして”O-157 の除去”に成功! - ナゾロジー
    zeroset
    zeroset 2022/12/09
    M13ウイルスを球形に整形して、食中毒細菌をターゲットとしたファージを結合させて安定性と高めたというもの。ファージ利用って、抗生物質よりも歴史が古いけど、また盛り上がってきてる感じ。
  • 脳細胞に咲く「毒の花」がアルツハイマー病の真の原因と判明! - ナゾロジー

    私たちはとんでもない勘違いをしていたのかもしれません。 米国のニューヨーク大学(NYU)で行われたマウス実験によって、長年アルツハイマー病の原因と考えられてきたアミロイドベータの蓄積は、真の原因が起こした副次的な結果にすぎない可能性が示されました。 研究ではアミロイドベータが蓄積するより「かなり前」の段階で、既にマウスの脳細胞が麻痺状態にあり、「毒の花」と呼ばれる異常な構造が発生している様子が示されています。 アミロイドベータを排除するように設計された薬がどれも効果を発揮できていないのも、真の原因となる「毒の花」を見過ごしていたいたからだと考えられます。 認知能力を蝕む、美しくも恐ろしい「毒の花」の正体とはいったい何なのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年6月2日に『Nature Neuroscience』にて公開されました。

    脳細胞に咲く「毒の花」がアルツハイマー病の真の原因と判明! - ナゾロジー
  • 腸は第2の脳ではなく、むしろ「脳の方が腸から生まれた」と判明! - ナゾロジー

    ニューロンの起源は腸のようです。 ドイツにあるヨーロッパ分子生物学研究所(EMBL)で行われた研究によれば、脳を構成するニューロンの起源は、消化システムの制御を行う細胞であった可能性が高い、とのこと。 近年では腸にもニューロンがあり、脳との関係の深さから「腸は第2の脳」と言われるようになりましたが、逆でした。 研究によれば、ニューロンの原形となる細胞は最初に消化システムで誕生し、後に脳に転用されるようになったようです。 つまり順番にこだわるならば、腸は第2の脳ではなくむしろ、脳が第2の腸ということになります。 しかし、研究者たちはこの常識を引っくり返すような結論を、いかにして導き出したのでしょうか? 研究内容の詳細は11月4日に『Science』に掲載されました。

    腸は第2の脳ではなく、むしろ「脳の方が腸から生まれた」と判明! - ナゾロジー
    zeroset
    zeroset 2021/11/20
    海綿の消化システムを制御するニューロイドがニューロンの起源ではないかという説。興味深いけど、海綿の水溝系を腸と呼ぶのは変だと思う。胚葉も分化してないし、あくまでも「腸以前」じゃないかなあ。
  • アルツハイマー病の原因「アミロイドβ」の発生源は肝臓の可能性がある - ナゾロジー

    アルツハイマー病の原因は脳ではなくは肝臓かもしれません。 9月14日にオーストラリアのカーティン大学の研究者たちにより『PLOS Biology』に掲載された論文によれば、アルツハイマー病の原因として知られる「アミロイドβ」の生産地が脳細胞ではなく肝臓の可能性があるとのこと。 もし事実ならば、肝臓でのアミロイドβ生産を遮断することで、アルツハイマー病の予防となるでしょう。 特筆すべきは、研究成果をもとに、既に人間を対象にした臨床試験が進められている点にあります(※現在オーストラリアにて参加者募集中)。 認知症の過半を占めるアルツハイマー病が克服できれば、認知症患者を一気に半分以下まで減らすことが可能になるでしょう。 認知症医学の最前線では、いったい何が起きているのでしょうか?

    アルツハイマー病の原因「アミロイドβ」の発生源は肝臓の可能性がある - ナゾロジー
    zeroset
    zeroset 2021/09/19
    色々出るなあ。"高コレステロール患者の為に使用される「プロブコール」と呼ばれる薬が、肝臓でのアミロイドβの生産を抑制できることが示されています"投薬患者のアルツハイマー罹患率とか、解析されてないのかな。
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