1748年、英国の政治家であり貴族のJohn Montagu(第4代サンドイッチ伯爵)伯はトランプが大好きで、あいている時間はスナック片手にカード遊びをしていました。ある日、彼はトーストの間にビーフを挟んで食べる方法を思い付きました。こうすれば遊びながら食事を済ませられます。サンドイッチ伯爵が考案したこの食べ方は「サンドイッチ」と呼ばれるようになり、西洋で非常にポピュラーな食べ方になったそうです。 このストーリーを読んだ人はサンドイッチの由来について二度と忘れないでしょう。少なくとも、箇条書きや単純な説明文を読んで知るより、ずっと忘れにくいはずです。 ■ストーリーを聞くと脳が活性化する ストーリーを伝える行為は何万年もの間、私たち人類にとって最も基本的なコミュニケーション手段でした。現代においても、われわれは良いストーリーを好みます。箇条書きのプレゼンテーションを聞いている時に活性化してい