フランスで、ドイツで、フィンランドで。 緑の党系が躍進して、上位の議席数を獲得した。そして、彼らを支持したのは、多くが若者だった。 フランスでは、「ヨーロッパ・エコロジー緑の党」は、大躍進した。 18歳から24歳までの25%の票をあつめ第1党、25歳から34歳までは約14%集めて第2党だった(1党はルペン氏の「国民連合」)。 全体では13.42%を獲得して3位につけた。 ドイツでは、選挙前には極右の「ドイツのための選択肢」が票を伸ばすと言われていたが、蓋をあけてみたらそれほどでもなかった。 かわりに伸びたのは、「同盟90/緑の党」。全体では20.7%獲得して、2位につけた。30歳未満では、投票の34%を占めている。 そして、伝統的な2大政党の一つ、メルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)は1位を保ったものの議席数を減らし、社会民主党(SPD)も同じく3位に転落した。 フィンランドでは、「