発達障害などで一部の授業を別に受ける通級指導の児童生徒が、全国の公立小中学校で7万7882人いることが文部科学省の調査で分かった。昨年5月時点の人数で、10年前の2・3倍。障害の認知度が高まり、指導の取り組みも広がった結果と同省はみる。 通常学級に在籍しながら障害を理由に、一部で専門教員らの指導を受ける子どもについて調査。校種別では、小学校で7万924人(前年度比5468人増)、中学校では6958人(同895人増)で、公立小中学校の全児童生徒数の0・8%。通級指導のコマ数は、週1~2コマが全体の82%を占めた。 障害種別では、①言語障害3万3606人②自閉症1万2308人③学習障害1万769人④注意欠陥多動性障害1万324人⑤情緒障害8613人――など。詳細な種別で調べ始めた2006年度以降、②~⑤の合計が4・3倍になり、全体数を押し上げた。
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