退場を命じられ顔を覆う選手。ブラジル・サンパウロでの試合で(2009年3月3日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Mauricio Lima 【10月7日 AFP】現役のプロサッカー選手の3分の1以上が、うつ病や不安の問題に悩まされていることが、国際プロサッカー選手会(FIFPro)が6日に発表した調査で明らかになった。 FIFProの医務部長であるVincent Gouttebarge博士が率いた同調査によると、対象となった現役選手607人中の38%、引退選手219人中の35%が、質問を受ける前の4週間にうつ病の症候や不安があったことを報告している。 調査ではまた、重傷とうつ病との相関関係が存在する証拠も示された。大きなけがを3回以上経験したことのある選手には、精神衛生上の問題を通常の2~4倍多く報告する傾向がみられた。 同調査は、ベルギー、チリ、フィンランド、フランス、日本、