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あとで読むとオタクに関するAKIYOSHIのブックマーク (18)

  • TVアニメ『アキバ冥途戦争』におけるアキバブームの刻印:メイドに関する偽史的想像力をどのように考えるべきか|髙橋優

    Twitterでの指摘を受けて、稿の文末に追記を加えました。 博徒の子分は理非を辨へずに、ひたすらに親方の指揮に服從する。 (柳田國男「親方子方」『定 柳田國男集 第十五巻』筑摩書房、1963年、390頁) 2022年12月に放送が終了したTVアニメ『アキバ冥途戦争』は、加藤智大による無差別殺傷事件(2008年6月8日)を生むような秋葉原の都市構造の変容を前提とした、マッチポンプ的な作品だった。 作は「萌えと暴力について」というキャッチコピーを引っ提げて、秋葉原でメイドとして働く女たちがヤクザ映画さながらの殺し合いを演じる様子を余すところなく描き出す。1999年の秋葉原を舞台に繰り広げられるのは、メイドカフェグループ間の血で血を洗う抗争とメイドカフェグループ内部の内紛だ。作において、秋葉原はメイドカフェグループの双璧をなすケダモノランドグループとメイドリアングループによって牛耳ら

    TVアニメ『アキバ冥途戦争』におけるアキバブームの刻印:メイドに関する偽史的想像力をどのように考えるべきか|髙橋優
  • アニメ犯罪を追う海外ドラマ「ANIME CRIMES DIVISION」がカオスすぎて面白い「お前は地下遊戯王の危険さをわかっていない」

    リンク KAI-YOU.net | POP is Here . アニメ犯罪を追う海外ドラマが最高 OTAKUってこう見られてるのか…… いま、『ANIME CRIMES DIVISION』という海外ドラマが話題です。その名の通り、アニメにまつわる犯罪を取り締まるという内容なのですが、とにかく豊富で偏ったアニメ知識と、止まらないアメリカンジョークの応酬がクセになります。YouTubeで全話アップされてる「ANIM... 37 users 365

    アニメ犯罪を追う海外ドラマ「ANIME CRIMES DIVISION」がカオスすぎて面白い「お前は地下遊戯王の危険さをわかっていない」
  • あの日の白いモビルスーツ 1977年からのオタク回想録その4

    オタクという言葉が生まれる以前、1978から1980年。テレビの構成作家、京都精華大学非常勤講師となった自分の土台にもなったのはアニメと特撮だった。これはその回想録の最終回。 1979 「機動戦士ガンダム」第1話を観る 待ちに待った「機動戦士ガンダム」の第1話でした。もう、冒頭から最後まで、充実した30分でした。「これはすごい」と思いましたね。完全にやられました。まず、ナレーションが何を言っているのか理解できない!! 「地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。この一ヶ月あまりの戦いでジオン公国と連邦軍は総人口の半分を死に至らしめた。人々はみずからの行為に恐怖した」(『機動戦士ガンダム』第1話「ガンダム大地に立つ!」より) 今でこそ、いろんな設定、ディティールを理解していますけど、いきなり、こんなナレーションに、わけのわからない巨大なものが地

    あの日の白いモビルスーツ 1977年からのオタク回想録その4
  • 少年少女文化の最突端──「カゲロウプロジェクト」とは何か?

    じん(自然の敵P)さんによるマルチメディアプロジェクト「カゲロウプロジェクト」、通称「カゲプロ」。VOCALOIDを用いた音楽に始まり、小説、マンガと展開されてきた「カゲプロ」ですが、ついにアニメ化も決定し、2014年4月に放送されることも発表されたようです。 関連楽曲は、動画共有サイトで累計2,500万再生を突破。5月にリリースされた2ndアルバム『メカクシティレコーズ』が初登場1位(累計12万枚)、小説作品は現在4巻まで刊行されており、最新刊で3作連続の首位を獲得。いま、10代を中心に、若い世代の間で最も人気があるカルチャーと言っても過言ではないカゲプロですが、「名前は聞いたことがあるものの、イマイチよくわからない」なんて方も多いのでは? 記事は、そんなカゲプロにこれから触れる方に向けての入門記事となります。物語の核心に触れるような、ネタバレや考察等はありません。また、もう十分カゲプ

    少年少女文化の最突端──「カゲロウプロジェクト」とは何か?
  • 「機動戦士ガンダム」は すでに大人の教養である。必聴!爆笑ネタ満載のインタビュー。 - FREEexなう。

    2012年5月26日発売の、CIRCUS別冊「語れ!機動戦士ガンダム 」: GUNDAM SPECIAL INTERVIEW のノーカット版を音声と共にお届けします。 ―――今回ちょっと、ガンダムオタクというところで、というテーマが一つありまして。岡田さんのを読ませて頂きまして。 第一世代、第二世代、第三世代、最近第四世代もいるという中で、第二世代を産んだ契機になったのが、ガンダムかな、と思うんですね。 その中で一つ、この「オタクはすでに死んでいる」を読みまして、思った事が、オタク文化が大人になっても子供時代の趣味をやめないことと、それからお小遣いの話がありましたけど、その大人になっても子供の趣味をやめないというところが、なにかその、ずっと子ども時代みんなガンダムを見てたんですけど、それまでアニメが子供のものだったのが、引き続き、ガンダムを通じてずっと大人になってもガンダムが好きと、い

  • 新連載「美少女ゲームの哲学」第一章 恋愛というシステム【1】 - WEBスナイパー

    Criticism series by Murakami Yuichi;Philosophy of "bishojo" game 第一章 恋愛というシステム【1】 様々なメディアミックスによってコンテンツが生まれている昨今、改めて注目されている作品たちがある。美少女ゲーム。識者によってすでに臨界点さえ指摘された、かつて可能性に満ちていた旧態のメディア作品。だがそうした認識は変わらないままなのか。傍流による結実がなければ光は当たらないのか。そもそも我々は美少女ゲームをどれほど理解しているのか――。巨大な風景の歴史と可能性をいま一度検証する、村上裕一氏の批評シリーズ連載。 †美少女ゲームという「風景」 美少女ゲームについて、もう一度考えてみようと思う。 「もう一度」。こういう問いは、一定の蓄積=歴史を持つあらゆるジャンルにおいて、しばしば繰り返されるものである。実際、つい最近――と言っても僕に

  • 男性の考える「少女」とはまるで異なる“女性の少女観”とは。コンテンツ文化史学会が2011年第1回例会「『少女』の歴史,ときめきの軌跡」を開催

    男性の考える「少女」とはまるで異なる“女性の少女観”とは。コンテンツ文化史学会が2011年第1回例会「『少女』の歴史,ときめきの軌跡」を開催 2011年6月11日,コンテンツ文化史学会の2011年第1回例会が,東京都内の共立女子大学にて開催された。この学会は,アニメ/マンガ/ゲーム/ネットなど,さまざまなタイプのコンテンツを統合的に考察し,文化史として研究することを目的としている。 今回は,「『少女』の歴史,ときめきの軌跡」というテーマを掲げ,女性誌/乙女ゲーム/漫画それぞれのコンテンツと,女性との関係性についての発表がなされた。読者の大半が男性という4Gamerみたいなメディアでは,ともすると“少女”という言葉が偏った意味で使われがちな気もするのだが,そうした期待(?)をよくも悪くも裏切る興味深い内容となっていた。 東京大学大学院 嵯峨景子氏 「1910年代の女性誌にみる少女文化の形成」

    男性の考える「少女」とはまるで異なる“女性の少女観”とは。コンテンツ文化史学会が2011年第1回例会「『少女』の歴史,ときめきの軌跡」を開催
  • 日本文化との出逢いが僕の人生を変えた理由

    僕はどのように日文化を発見したのか、どうやって日語を勉強したのか、なぜ日で働き住むようになったのかを今日紹介したいと思います。 どこから始めればいいのか悩みましたけど、「第一日目」からでもいいかなと思いました。この記事を幾つかのセクションに分けてみました。 一日目 どうやって日文化と出逢ったのか どのように日語を独学したのか どうやってお金を稼いだのか 人生の初めての目標 : ジャパニーズドリーム とどこでどのように出逢ったのか 日航空時代 : 初めてサラリーマンになった どうやって日に辿り着いたのか キャリアをどのように日でスタートしたのか ぬるま湯に浸かれると危険 アマゾン時代 どのようにアフィリエイト収入を稼いだのか なぜシアトルに引っ越したのか 副業は今の会社の始まり 第一日目僕はロンドンのイーストエンドで生まれ育ち、両親は中国系マレーシア人だ。幼かった頃は、両親

    日本文化との出逢いが僕の人生を変えた理由
  • 「男の娘」と「女装少年」は違う。 - たまごまごごはん

    百合の表向きの形骸化● WEB拍手より。 最近ゲームをやって、男(男の娘?)×男に目覚めそうな昨今。巷での萌え具合に反して、作中で扱われる同性愛の障害の大きさって、男の娘>BLとかホモ>百合な気がします。 百合は既にファッション感覚というかフツーに属性の1つ、BLは(二次的な捏造が多いのもあるが)友情の上位とあまり障害として機能しないのに対し、男の娘だけは性差に対して真っ向から向き合うものが多い印象。 このゲームでは、中性的でコンプレックスこそあれ男と自覚していて、その子が男なのに主人公に好意を持っていて、だからこそ嫌われたくないから言い出せなくて〜ってのが非常にツボで萌えました。 ただ、一般向け漫画などではこういう好き嫌いのある感情を扱うことは難しいし(だからファッション感覚の男の娘ばかり)、エロマンガでもニッチで話の尺も取れないからやっぱり描かれない、と難しい属性なんですよねぇ。同性

    「男の娘」と「女装少年」は違う。 - たまごまごごはん
  • 萩尾望都もマニアへの対応には苦慮していた、という話。「まんがABC」(1974年)、「わたしのまんが論」(1976年)より。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

    マニアさま―― わたしはまったくもって人間であります ほんとです こういったまんが好きのマニアの一派に、いわば変格マニアとでもいうべき少数派がいて、これを私はド・マニアといっている。 その考察は独断と偏見に満ち、その自己顕示欲はボウリングのボールのごとく、ピンをすっとばして、疾走し、その鼻は芸術性と文学性に満ちて天をあおぎ、一般大衆を見くだすその目はカマキリのごとき。 萩尾望都といえば、1970年代を通じて最も「マニアうけ」した少女漫画家であったと言っても過言ではないかと思います。 やっぱりというか、残念ながらというか、そういう人には(ごく少数だった、とは思いたいけど)困った方もいらっしゃったようで、萩尾望都も少々、いや、かなり苦労していたみたいなんですね。 「まんがABC」より「M・マニア」 別冊少女コミック1974年6月号に掲載された読切「まんがABC」(現在の所単行未収録)より。*

    萩尾望都もマニアへの対応には苦慮していた、という話。「まんがABC」(1974年)、「わたしのまんが論」(1976年)より。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
  • 自分語り120<br />各種オタク系イベントにおけるアンセム誕生の流れ - HARDCORE TECHNORCH [ハードコアテクノウチ] Gabba & Happy Hardcore News Blog

    ということでトカチゴールドへ行ってきました。 わかむらPさんという方を初めて見たのですが、これは凄いですね。恐らく一まるまるムービーファイル化した決め打ちなのでしょうが、色々なトラックにネタサンプリングを乗っけたりメガミックスにしたりして、最終的に一時間の映像付き演奏に仕上がっていました。一時間ですよ?これは凄い。アイドルマスターファンが殆どを占めるこのイベントでは映像の力が物凄く強いのですね。ここまでVJの有無で盛り上がりの差異が出るパーティというのはあまり経験がありませんので大変に新鮮でした。 ところどころ私の知っている曲と周りの盛り上がりにギャップを感じたんですが――ギャップに感じたのは曲の良し悪しにではなく場の流れにです――、まず不思議に感じたことが元気ロケッツとかどう頭を捻ってもオタクネタでもアニメネタでも無いトラックで異様に場が盛り上がったりすることです。はて何故だろう?そし

  • ちょっとだけ古いコミケから - べべべのべ

    残してよかったコミケの古カタログ、実家帰った折にちょっと発掘作業してみたよ。たまには実家にも帰りますよ、正月を避けて。 スミからスミまでというのはしんどいので、今ホットな同人誌図書館の話題につながりそうなところだけテキスト化。図書館構想はコミケットの理念と地続きにある夢なんですよってことで恣意的に選んで。 スキャナーとかデジカメが無い環境なので画像はパス。新品のステキなスキャナーとか作業用の気持ちいいパソコンとか、いい感のデジカメを贈ってくれるサンタさんがいればなんとかできますが。 まずはコミックマーケット39。1990年冬、コミケ3回目の幕張。 この時期、前年1989年夏のM君事件のからの流れでショッキングに扱われかけた嵐は過ぎ去り、メディアの中でのコミケ同人誌の扱いには評価する傾向も出ていた。コミケの運営がボランティア活動として注目されて、企業から参考にしたいって言われちゃったとかい

    ちょっとだけ古いコミケから - べべべのべ
  • 「ゼロ年代の批評」のこれから──宇野常寛さんロングインタビュー - 荻上式BLOG

    2008年2月7日新宿にて、『PLANETS vol.4』が好評発売中の「第二次惑星開発委員会」を主宰している評論家、宇野常寛さんのロングインタビューを行いました。「惑星開発委員会」の成り立ち、論争を起している「ゼロ年代の想像力」(『SFマガジン』連載中)の背景にあるもの、そしてケータイ小説論、サブカル評論の現在まで、ここでしか読めない宇野常寛さんの発言が盛りだくさんのインタビューとなっております ■プロローグ 歌舞伎町の飲み屋から 荻上:今日は新宿、歌舞伎町の飲み屋からお伝えしてます。ということで、『PLANETS vol.4』発売、おめでとうございます! それから、『SFマガジン』での連載「ゼロ年代の想像力」も好調で、話題になっていますね。 宇野:ありがとうございます。 荻上:今日はそんな宇野さんに色々聞いてみたいと思います。個人的には、後日簡単に発表すると告知されてからさっぱり更新さ

    「ゼロ年代の批評」のこれから──宇野常寛さんロングインタビュー - 荻上式BLOG
  • オタク第四世代とデータベース消費論1 - N.S.S.BranchOffice

    しらないことば, はてなエコーオタクでない僕によるオタク第四世代論初耳なので調べてみてメモ。オタクには第四世代が発生しているらしいと思ったら、それは行動で定義できる、世代として分析しえない世代らしい。そして、それはデータベース消費論の延長線上で分析できるらしい。などなど。いったん「オタク第四世代」と言うことばの出自を調べてから、エントリの内容についてメモしていく。今回は出自の話と、あと第四世代の行動として想定されているものの分析の仕方は適切なのか、というような話をひとまずは書く。ただ、今回は分析のバックグラウンドとして、東浩紀のデータベース論の話があったので、こちらについてもまずは「しらないことば」として考えてみる。ごくあっさりと使っている「データベース消費」ということば、そこに前提されている「データベース」を僕は、あなたは当に理解しているのか?オタク第四世代ってどこが出典なのかWiki

  • 初音ミクが流行った理由などあれこれ - 花見川の日記

    今ちょうど酔っ払ってるので全力で反応。エントリ4つ分くらいの内容を圧縮したので難解になってるとは思いますが、ご了承を。 VOCALOIDの歴史というのはけっこう古いもののようなんですね。でも、初音ミクは最近になって受けた。この辺の理由が知りたいな、と。いきなり結論付けてしまうと、初音ミク以前の歌を歌うツール、例えば”くまうた”とか"PC-6601"とかはあくまで”ツール”であってそれ以上のモノではない。「じゃあ初音ミクは何なのか?」と問われると、一代前のVOCALOIDであるMEIKOが「シンガー(歌い手)」とすれば、VOCALOID2である初音ミクは「アイドル」とか「アーティスト」と言える存在なんですよ。”専門的”というよりも”総合的”な存在なんです。*1 一連の初音ミク論を見ていると、「初音ミクは音楽ツールとして有効であるかどうか?」という部分ばかりが焦点になっていて、それだと一昔前に

    初音ミクが流行った理由などあれこれ - 花見川の日記
  • 百合を彷徨う乙女男子は自己を否定しているのか - 煩悩是道場

    genderそして第3段階に入り、最終的には男性を否定してしまう。これは即ち自分自身の否定だろう。男性であることを認識してはいるにも関わらず、それを認めたくない。ポスト性同一性障害と名付けるべきか。青ひげノート - 自己否定へと導く百合への愛情 私は自分のはてなブックマークの中に『百合とジェンダー』というタグを設け、乙女男子と百合の関連、およびその周辺の情報をクリップしてきました。現在も情報は収集中ではあるものの、男性の百合萌えは彼岸ではあるものの、自己の否定には繋がっていないのではないか、という仮説を立てています。 そうした課程の中で「自分が自分でいるための安定剤」としての役割を果たしているのではないか、と思うのです。以下、私がクリップしたエントリの中から特徴的と思われる部分を引用しながら考察をしていきたいと思います。 1.カワイイものを愛する為に邪魔な男性という性「ファルス」とは、ここ

  • 同人用語の基礎知識/ 同人おたく年表/ 一覧

    おたくと同人とやおいと腐女子と…そこらへんの出来事の歴史年表 コミックマーケット や 「日SF大会」 の開催史を中心に、同人 や おたく の世界を席巻した マンガ や アニメ、ゲームライトノベル、雑誌や書籍、あるいは おたく が好む無線やパソコンのエポックな商品、腐女子 も思わず 萌え るアイドルのデビュー、その他の各種イベントの初回開催時などをズラズラ~っと年代別に並べた年表です (おしゃれ風に云うとオタククロニクル(ぉ)。 各項目の詳細は 「同人用語の基礎知識」 のメインページに譲るとして、おたくや同人の世界を彩った様々な出来事を、ここでは時間軸に沿って見渡し、立体的に感じ取ってもらえればと思います。 補足資料としてお使い下さい。 なお取り上げた作品や商品は、なるたけ公正な選考を心がけたつもりですが… 筆者 の好みがそれなりに出ている年表だとは思いますので、「なんでアレが抜けててこ

  • 萌えの入口論

    ■言葉の限界から/萌えと好きの差 (*1) 題に入る前に、まずこの論で扱う「萌え」という言葉が指し示す限界を説明しておきたい。 「萌え」と「好き」に大した違いは無い。 「好き」には、ライトでいい加減な感覚で発言される「好き」から、濃くて深い愛情から発せられる「大好き」まで様々あるし、向けられる対象の種別は実に多岐に渡るが、その言葉が取り扱う範囲の幅広さまでを含めて、「萌え」と「好き」の間には大差が無い。 オタクの中には、あまりにも鮮烈で深すぎる愛情を抱いてしまった時に 「これは萌えじゃなくて、“愛”なんだ」 と周囲に弁明せざるをえない傾向がある(筆者もその経験が多々ある)が、それはただ、世間的な「萌え」のイメージが「ライトな好き ~ 死ぬほど大好き」の中間あたりを揺らついているからに過ぎない。 「萌え」を真剣で深刻な意味で用いる人々が少ないが故に、仕方なく別の単語を用いて意味を補わないと

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