同じ目的を共有する「相棒」とはどんな存在? 「相棒」との大切なエピソードを語っていただくこの連載。今回は、映画監督の行定勲さんにお話を聞きました。 ◇ これまで多くのヒット作を手掛けてきた行定勲監督が名前を挙げたのは、宣伝プロデューサーの平下敦子さんだ。行定監督とはこれまで3作の映画でタッグを組んでいる。 相棒:平下敦子(宣伝プロデューサー) 1979年愛知県生まれ。2003年広告会社に入社、07年に映画会社アスミック・エースに転職。11年間同社にて映画宣伝を担当後、ソニー・ピクチャーズを経て、19年にアニプレックス入社。実写・アニメ映画の宣伝に携わる。宣伝を手掛けた主な作品に、「ピンクとグレー」(16年)「君と100回目の恋」「ナラタージュ」(17年)「坂道のアポロン」「50回目のファーストキス」(18年)など多数 映画監督と宣伝プロデューサーはどういう関係なのか――。 「僕は作り手なの