米ハワイ州マウイ島の森林火災で、確認された死者が13日までに93人に上った。同国の火災としては過去100年で最悪のものとなった。
「正直、日本人観光客は要らない。要らないというより、入る余地がない」ちょっと衝撃的に聞こえるかもしれないが、これは筆者がワイキキのあるレストラン経営者に取材した際に聞こえてきた声だ。 この経営者が経営するレストランは、2021年後半の時点でコロナ禍の前の2019年時の売り上げを超え、いまもその売り上げを維持している。連日、店は満席、ランチの開店前には行列ができることもあるそうで、嬉しい悲鳴というところだ。 さらに、ハワイだけでなく全米のレストランには、円換算で億単位のRRF(Restaurant Revitalization Fund=レストラン再生ファンド)という補助金が支給されており、コロナ禍での経営打撃からは完全に回復している。そんなこともあり現在の黒字はプラスアルファの特需なのだ。 飲食店も米国人向けの味付けに このレストランに限らず、ハワイの飲食業界の現在の景気の良さは、主に米国
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