凱旋帰国した平昌五輪メダリストたちは2月27日、東京・六本木で一般人向けの「報告会」を行い、日本オリンピック委員会の調べによると、会場の六本木ミッドタウン特設ステージ前に集まった人は実に5000人あまりに上ったという。そんな晴れやかな場で、“ある問題”が起こったと、現地で取材した記者は明かす。 「その日、日本選手団の解団セレモニーを終えた選手たちは、午前10時30分からステージで報告会に臨みました。これは、2016年のリオ五輪選手団のパレードに代わる、一般人に向けたセレモニーという側面を持ちますが、パレードの場合は全選手が車に乗って一斉に移動しますが、この報告会はステージが非常に小さいため、競技ごとに選手が登壇することになったのです」 平昌五輪での日本の勢いを牽引した小平奈緒、高木菜那・美帆姉妹らの女子スピードスケート勢や、銅メダルを獲得した女子カーリングのメンバーらが壇上に立つたび、大声