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法律に関するHideAutumnのブックマーク (36)

  • 憎悪表現(ヘイト・スピーチ)の規制の合憲性をめぐる議論/小谷順子 - SYNODOS

    20世紀の半ば以降、過激な人種差別思想の台頭に直面した国々は、これを深刻な事態として受け止めた。そして、こうした差別思想にもとづく憎悪表現を規制すべく、人種差別撤廃条約4条において、差別思想の喧伝を禁止する法律を制定するよう加盟国に義務づけた。 現在、イギリス、フランス、ドイツ、カナダなどでは、この条文を履行すべく憎悪表現を規制する法律を設けている。一方、アメリカは、表現の自由の保障を最大限に保障しようとする判例法を背景に、第4条に留保を付して表現規制を回避するかたちで条約体に加入しており、現在も憎悪表現を規制する立法は行っていない。アメリカ同様、日も同条に留保を付して加入しており、憎悪表現を規制する立法を行っていない。 過去10年ほどのあいだで、日国内においても、インターネット上を中心に、自己とは異なる人種・民族集団に属する人々に対する憎悪や偏見の表現を、日常的かつ一般的に見聞きす

    憎悪表現(ヘイト・スピーチ)の規制の合憲性をめぐる議論/小谷順子 - SYNODOS
    HideAutumn
    HideAutumn 2013/05/23
    憲法学者によるヘイトスピーチ規制の合憲性についての論考…というより論文といってよいもの。こんなきっちりしたものがネットで無料で読めるなんて驚き。
  • 朝日新聞デジタル:(憲法はいま)違憲判決、その心は 3裁判官を訪ねて - ニュース

    紙面で読む森野俊彦さん  「一票の格差」訴訟などで、今年は違憲判決が相次いでいる。三権分立の下、行政や立法のチェック役を期待されながら、違憲立法審査権の行使に消極的とも批判されてきた日の裁判所。その中で違憲判決を書いた裁判官は、憲法についてどう考えたのか。今までになく改憲機運が高まるなか、各地を訪ね歩いた。3日は憲法記… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。関連記事成年後見の知的障害者らに選挙権付与へ 与党方針(4/25)憲法裁判所を提案 自民、選挙無効判決で(4/12)(声)全国一区 比例制も選択肢だ(3/30)〈ロイター〉エジプト憲法裁が国民投票の監視決定、一部裁判官は拒否(12/4)一票の格差、東京高裁が違憲

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    HideAutumn 2013/05/03
    違憲判決を下した経験のある元裁判官インタビュー。
  • 特集ワイド:続報真相 「1票の格差」で戦後初の選挙無効判決 筏津裁判長の染まらぬ正義- 毎日jp(毎日新聞)

    ◇船着き場も現場検証 「保守的な司法界でこれだけ勇気のある判決が聞けるとは」と原告側弁護士は言った。「可能性はあると思っていたが、まさか当に出してくるとは」。政府関係者はそうため息をついた。選挙を無効とする−−。2012年衆院選の1票の格差をめぐる全国の裁判で、最高裁の警告を無視し続けた国会に司法の一撃が下された。3月25日、戦後初の選挙無効判決を言い渡したのは広島高裁の筏津(いかだづ)順子裁判長(62)だ。黒の法衣に包まれた人物像を探った。 ◇キーワードは公平・熱意・誠実 判決は小選挙区の区割りを違憲と判断し、広島1区と2区の選挙を無効とした。ただ、混乱回避のために猶予期間がある「将来効判決」を採用し、新たな区割り作業開始から1年となる今年11月26日を過ぎて、無効の効果が発生するとした。 「法廷では素人の主張を一つ一つ丁寧に聞いてくれました。よく調べ、勝っても負けても納得のいく公平で

  • 集団訴訟制度の創設で日の目を見るか-公益通報者保護法 - ビジネス法務の部屋

    (4月5日午前 追記あります) 株価、これからどうなるんでしょうね?円は100円までいってしまうのでしょうか? 日の経団連タイムス(4月4日付け)によりますと、日米欧の経済団体が共同で「日における集団訴訟制度への緊急提言」を3月25日に公表したことが報じられております(経団連タイムスはこちら)。先日(3月29日)の日経新聞朝刊でも日版クラスアクションとして「乱訴の懸念、焦る企業」の見出しで大きく特集記事が掲載されておりました。差止めだけでなく、今後は消費者被害の金銭的救済という視点からも集団訴訟(集団的消費者被害救済制度)が認められることになり、これは企業経営にとっても重大な問題であります(なお遡及適用の問題については、こちらの担当大臣会見記録等から、消費者庁の温度のようなものが感じられそうです)。 今国会へ法案を提出する予定とありますが、景気回復基調に水を差すのではないか、といった

    集団訴訟制度の創設で日の目を見るか-公益通報者保護法 - ビジネス法務の部屋
  • 木谷明先生、お疲れ様でした&ありがとうございました。 - 弁護士YA日記:楽天ブログ

    2012.02.29 木谷明先生、お疲れ様でした&ありがとうございました。 カテゴリ:弁護士業務 先日、敬愛する木谷明先生が、法政大学法科大学院の定年退官に伴い、「強すぎる検察(「検察官司法」)と裁判員制度」という演題で、最終講義をされた。 木谷先生は、多くの無罪判決を、検察官の控訴を許さない程、精緻に書き込んで確定させた名裁判官でいらしたと同時に、退官後、公証人として悠々自適の余生をお過ごしになろうとしていたところを、法政大学法科大学院に三顧の礼を尽くして迎えられ、8年もの間、多くの法律家の卵を世に送り出した優れた教育者でもある。 400人収容できるという大教室は、補助椅子も含め、満席。 ぱっと見回しただけでも私でも一方的に存じ上げている著名な刑事弁護人が何人もいらしていたし、おそらく木谷先生の教え子さんたちだろうか、若い学生も沢山詰めかけており、老若男女の熱気で、むせかえるようだった。

    木谷明先生、お疲れ様でした&ありがとうございました。 - 弁護士YA日記:楽天ブログ
    HideAutumn
    HideAutumn 2012/03/01
    木谷明元判事の法政大学退官記念講義。
  • asahi.com(朝日新聞社):法科大学院の入学者が過去最少 法学既修者が多数派に - 社会

    全国の法科大学院の今春の入学者は前年度比12%減の3620人で、4年連続で過去最少を更新したことがわかった。法曹への多様な人材受け入れをめざした法学未修者の減少が目立ち、2004年度の制度開始以来初めて、既修者を下回った。  入試結果は、2日開かれた中央教育審議会(文科相の諮問機関)の特別委員会で報告された。それによると、募集停止している姫路独協大をのぞく73校の受験者は2万509人で、合格者は7105人。入学者3620人は、ピーク時の06年度(5784人)から約4割減った。  法学既修者向けの2年コースの入学者は前年度比8人減にとどまったが、未修者向けの3年コースは494人減った。入学者に占める割合は既修者が53%(6ポイント増)となり、初めて未修者を上回った。

    HideAutumn
    HideAutumn 2011/06/07
    もう制度として破綻してるのは明らかなんだから、法科大学院強制はやめた方がいい。法科大学院強制と5年で3回の受験制限と、合格者人数制限のセットは、社会と学生に何もプラスにならない。
  • 判決は気味が良かったですか?:日経ビジネスオンライン

    先月の30日、いわゆる「君が代不起立訴訟」について、最高裁が原告側の上告を棄却する判決を下した。 興味深い話題だ。 が、記事として取り上げるのは、正直に言って、気が重い。 今回は、私自身のこの「気後れ」を出発点に原稿を書き始めてみることにする。 「君が代」について書くことが、どうして書き手にストレスをもたらすのか。 「君が代」の最初の課題はここにある。圧力。見逃されがちだが、大切なポイントだ。 気後れの理由のひとつは、たとえば、コメント欄が荒れるところにある。 愛国心関連の記事がアップされていることが伝わる(どうせ伝わるのだよ。どこからともなく。またたく間に)と、欄の定期的な読者ではない人々も含めて、かなりの数の野次馬が吸い寄せられてくる。その彼らは、「売国」だとか「反日」だとかいった定型的なコメントを大量に書きこんでいく。休止状態になっている私のブログにも、例によっていやがらせのコメン

    判決は気味が良かったですか?:日経ビジネスオンライン
    HideAutumn
    HideAutumn 2011/06/03
    法律的論点ではなく、社会学的論点についてちゃんと書かれてある。最高裁裁判官も、法廷意見で法律論を展開しながらも、補足意見で、同じようなことを考えていたのであろうことが読み取れる。
  • 君が代訴訟:「教職員への起立命令は合憲」最高裁が初判断 - 毎日jp(毎日新聞)

    卒業式の君が代斉唱時の不起立を理由に、東京都が定年後の再雇用を拒否したのは「思想や良心の自由」を保障した憲法に違反するなどとして、元都立高校教諭の申谷(さるや)雄二さん(64)が都を相手に賠償を求めた訴訟の判決で、最高裁第2小法廷(須藤正彦裁判長)は30日、「教職員に対する校長の起立命令は合憲」とする初判断を示した。そのうえで、元教諭敗訴の2審判決(09年10月)を支持し、上告を棄却した。 判決は、係争中の約20件の同種訴訟にとどまらず、大阪府議会で提出されている起立を義務付ける条例案を巡る議論にも影響を与えそうだ。 1審・東京地裁判決(09年1月)は、起立命令を合憲としつつ「都教委の再雇用拒否は裁量権を乱用している」と約210万円の支払いを命じたが、東京高裁は都側の「広範な裁量権」を認めて1審を取り消す逆転判決を言い渡していた。【伊藤一郎】

    HideAutumn
    HideAutumn 2011/05/30
    まあ、予想できた結論だし、妥当な判決だと思う。判決文が出たら全文読もう。もっとも、最高裁の結論に関わらず、今後も議論を継続することは必要だ。判例が出たから「右にならえ」ではいけない。
  • 団藤元最高裁判事と死刑廃止論 | 弁護士作花知志のブログ

    東日大震災により被害を受けられた皆様に,心からお見舞いを申し上げます。 阿藤周平さんが,先月の4月28日に亡くなられました。阿藤さんは,昭和26年(1951年)に山口県で起きた老夫婦の殺害をめぐる「八海(やかい)事件」で,17年後の無罪確定まで,実に3度にわたって死刑判決を受けた,冤罪被害者の方です。 八海事件は,最初に逮捕された男の供述から,共犯者として4人が逮捕されました。阿藤さんはその1人でした。 阿藤さんは,無罪を主張したにも関わらず,主犯格として3度の死刑判決を受けたのですが,服役中の男が「4人は無関係である」と告白したことで疑いが晴れ,昭和43年(1968年)に無罪が確定しました。 法律制度に人生を翻弄された阿藤さんのお気持ちを考えると,胸が痛みます。 憲法36条は,「公務員による拷問及び残虐な刑罰は,絶対にこれを禁ずる。」と規定しています。死刑制度がこの規定に反しないかにつ

    団藤元最高裁判事と死刑廃止論 | 弁護士作花知志のブログ
    HideAutumn
    HideAutumn 2011/05/08
    きれいにわかりやすく、そして静かにまとめられていると思う。
  • 名探偵コナン沈黙の15分(クオーター)で分かる交通事故の量刑 - アホヲタ元法学部生の日常

    いつものことながら、エントリは、コナン映画第15弾「名探偵コナン沈黙の15分」のネタバレを含んでいます。未見の方は、映画館へぜひ! 名探偵コナン (71) (少年サンデーコミックス) 作者: 青山剛昌出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/02/18メディア: コミック購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (28件) を見る1.8年前の事件でやっと出所した山尾 今年の劇場版名探偵コナンは、舞台は冬山。ダムの底に沈んだ幻の村、新潟県北の沢村が舞台である。 再選された都知事を狙ったテロ。犯人を追うコナン達は、北の沢村に向かう。そこには、北の沢村分校の同級生が八年ぶりに再会していた。 その一人が、山尾渓介、34歳である。 幼馴染なのにどうして8年も会ってなかったのか。それは、山尾が最近まで服役していたからである。八年前のある冬の日、山尾は幼馴染の遠野みずきの妹をひいてしま

    名探偵コナン沈黙の15分(クオーター)で分かる交通事故の量刑 - アホヲタ元法学部生の日常
    HideAutumn
    HideAutumn 2011/05/06
    笑った。
  • 『どんぐりと山猫』

    東日大震災により被害を受けられた皆様に,心からお見舞いを申し上げます。 宮沢賢治(1896年-1933年)は,東日大震災で大きな被害を受けた,岩手県の方です。出身は同県の花巻市になります。 賢治は,裕福な質屋の長男として生まれました。でも賢治の生まれた時代の東北地方は,繰り返し訪れる冷害に被害を受ける土地でもありました。当時の東北では,夏に吹く「やませ(山背)」と呼ばれる冷湿な風が,「餓死風」として恐れられていたそうです。 賢治は,飢餓に苦しむ東北の農民の姿を見ながら育ちます。盛岡高等農林(現在の岩手大学農学部)に学び,教育者として,さらには農家の方々が苦しい思いをしなくてすむ農業・農村の確立のために,情熱を費やしました。 賢治が生きた当時は全国の農村で小作争議が頻繁に起きた時代でした。 小作争議とは,小作農民が,地主に対して,小作料の減額や免除など,小作条件の改善を求めて行ったもので

    『どんぐりと山猫』
    HideAutumn
    HideAutumn 2011/05/06
    あたたかい。
  • 麻雀と賭博罪についての一考察 - アホヲタ元法学部生の日常

    賭けマージャンはいくらから捕まるのか?―賭博罪から見えてくる法の考え方と問題点 作者: 津田岳宏出版社/メーカー: 遊タイム出版発売日: 2010/08/01メディア: 単行購入: 6人 クリック: 235回この商品を含むブログ (4件) を見る1.はじめに 最近、当ブログの 賭けマージャンはいくらから捕まるのか? 〜咲〜saki〜の「謎」解明にも示唆的な弁護士の研究 - アニメキャラが行列を作る法律相談所withアホヲタ元法学部生の日常 に、再度アクセスが急増した。その原因は、ご存知、フリー雀荘逮捕事件であり、多くの反響を呼んでいる。いろいろな界隈におけるいろいろな方向性の反応があるが、以下、 近代麻雀漫画生活:テンゴ雀荘で逮捕とかこの国の警察は何なの?バカなの? 等が代表と言える界隈の反応を法的に考察したい。なお、道義的にどうかといった、法的な問題以外の問題は多いが、この点については

    麻雀と賭博罪についての一考察 - アホヲタ元法学部生の日常
    HideAutumn
    HideAutumn 2011/05/01
    面白い。性風俗店が許可制でなく届出制になっていることを鑑みると、雀荘を許可制にすることには国としてかなり抵抗があるだろう。確かに自主規制機関を作るというアイディアはいいかも。
  • 堀江貴文被告緊急記者会見(1) 「ゆっくり刑務所の中で本でも読みたい」

    堀江貴文被告は2011年4月26日17時から、都内で自由報道協会の主催により開かれた記者会見に出席。証券取引法違反の罪に問われた「ライブドア事件」で、最高裁から上告を棄却されたことで近く収監される見通しとなったことについて、「2年半近くということで結構長い時間になると思うが、またゆっくり(刑務所の)中ででも読んで勉強してきたいと思う」と語った。 以下、記者会見全文。 司会・自由報道協会暫定代表・ジャーナリスト・上杉隆氏(以下、司会・上杉氏): 17時になったので、ただいまより自由報道協会主催、堀江貴文氏の緊急記者会見を開催する。この会見は今朝午前中、ニュースにもあったように、堀江貴文氏の最高裁の上告が棄却されたこと受けて、急遽堀江氏からも含めて自由報道協会主催で会見を行う。当会主催ということで、会見のルール、運営に関しては当方の指示にしたがって欲しいと思う。また、スピードカメラも最初冒

    堀江貴文被告緊急記者会見(1) 「ゆっくり刑務所の中で本でも読みたい」
    HideAutumn
    HideAutumn 2011/04/30
    ライブドア事件刑事裁判について判決が確定した堀江貴文氏の記者会見全文。この事件について議論したい人は必読(なお、地裁・高裁の判決文とあわせて読むとよい)。
  • 中国の死刑の制限 | 中山研一の刑法学ブログ

    中国は、アメリカと並ぶ死刑大国であり、死刑判決数も死刑執行数も突出して多いことは、すでに周知の事実になっています。アムネスティ・インターナショナルの調査によりますと、2009年、アメリカの死刑執行数は52人で世界5位、日は7人で10位であるのに対して、中国は1718人で、ダントツの1位です。 しかも、在日の中国人専門家によりますと、当の執行数ははるかに多く、2000人から1万5000人位もあるといわれ、中国政府はその数字を公表せず、むしろ最高の国家秘密になっているのが現状です。しかし、さすがに中国でも、国内外の批判に答えるために、最近の刑法改正で、死刑の罪名の削減が行われました(王雲海中国の刑法改正と死刑制度の変更」法律時報83巻4号118頁、2011年4月)。その要点は以下の通りです。 1.中国の1979年の刑法典では、死刑罪名は28個であったが、1997年の刑法典では68個に増加

    中国の死刑の制限 | 中山研一の刑法学ブログ
    HideAutumn
    HideAutumn 2011/04/29
    中国刑事法は面白い。「執行猶予付き死刑」なんて世界でも唯一の例だし、人を死に至らしめる行為でなくても死刑が適用される。しかも、中国刑訴法には被疑者・被告人に「真実を語る義務」が課せられている。
  • ホリエモンの実刑判決は重いor軽い?判決文を読む!

    一連のライブドア事件における堀江貴文氏の刑事事件について、最高裁の上告棄却決定がなされて、懲役2年6ヶ月の実刑判決が確定した。 執行猶予付ではなく実刑判決が出されたことについては重いという意見があり、他方で、軽すぎるという意見もある。 では、そもそも裁判所自身は、どういう理由からこの量刑を相当と判断したのだろうか。 これは是非とも判決の原文を読むべきだと思う。 そこで、以下に、東京高裁での控訴審判決の判決文の抜粋を引用する。興味がある人は読んでみてほしい。その上で議論するほうが、より的確なものとなるだろう。 なお、量刑を最初に判断したのは第1審判決(東京地裁)であるから、そちらを引用するべきかもしれない。 もっとも、控訴審判決を読めば第1審判決の内容も概ねわかる上に、高裁がなぜ地裁の判断を是認したのかもわかるから、一石二鳥だと思う。 以下の抜粋は、「量刑不当」の主張に対する判断の部分である

    ホリエモンの実刑判決は重いor軽い?判決文を読む!
    HideAutumn
    HideAutumn 2011/04/29
    東京高裁の裁判官が書いた文章にしては、若干、感情的に見えるなぁ。
  • 「個人」と「社会」の調和を : この国をどうする : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    現在の日社会の状況をどう見るかと言えば、やはり「受け身」ですよね。東西冷戦が終わり1990年代以降、日は世界の中で独自に「自分は何なんだ、一体何をするんだ」「近隣のアジアとどういうつきあいをしていくのか」ということを選ばなければいけなかった。だけど結局、状況に流されるという形でしか対応できていない。それがいつの間にかもう当たり前になってしまっていて、今はもう流されているという感覚もないかもしれない。 内政を見ても、現在の衆参両院の「ねじれ」は、いわば作られた現状です。小泉元首相が郵政解散をやった時に、国民の公務員に対する反発を巧みに利用した。来、行政の長である首相が役所を敵にまわして、それを叩(たた)いて点数稼ぐというのは奇妙な現象です。議院内閣制をとる憲法では想定されていない。 ところが、彼は意図的に演出して、国民の拍手喝采(かっさい)をさらい、それで与党は衆院3分の2となった。参

  • Perfect & Complete 安念節炸裂!

    来年度の授業を前に読み返してみました。  第6回法科大学院(法曹養成制度)の評価に関する研究会 議事録 P22〜35 【谷藤座長】 続きまして、中央大学法科大学院教授の安念潤司先生からお話をお伺いしたいと思います。安念先生におかれましては研究会にご協力いただきまして、どうもありがとうございます。…日は安念先生…から、法科大学院の現場において教鞭をとられている立場から、法科大学院を中核とする新たな法曹養成制度の課題でありますとか現状というものをお伺いしたいと思いまして、お願いした次第でございます。…初めに10分程度、安念先生のほうからご説明いただき、その後、質疑応答に移りたいというふうに思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。 【安念教授】 ご紹介にあずかりました安念でございます。どうぞよろしくお願いいたします。…私のような現場従業員から話を聞いても、率直に言ってそんなに大したことは

    HideAutumn
    HideAutumn 2011/03/09
    安念先生、面白すぎる(笑)だがしかし、ほぼ全てが的確な指摘であり、そのことは同時に、ロースクール制度とそれに飲み込まれた学生の暗澹たる未来を示唆している。
  • 法学者の視点から見た京大カンニング事件について

    個人用。玉井先生のツイートのみで構成しました。 --- 追加 「業務妨害というが、試験官の業務はカンニングをチェックすることも含まれているのでは?」 をトゥギャりました。 http://togetter.com/li/108209

    法学者の視点から見た京大カンニング事件について
    HideAutumn
    HideAutumn 2011/03/05
    これは、一学者(専門は刑法ではない)の雑感であって、同じことをどの学者も言うわけではない。彼は、まるで刑事法学ならば当然に導かれるべき見解のように主張されているが、これに反する見解も充分成り立つ。
  • 『フィアデルフィアとフォレスト・ガンプ』

    映画「フィアデルフィア」は,1993年の作品です。エイズを理由に法律事務所を解雇された弁護士が,エイズへの偏見から誰も弁護を引き受けてくれない中,一人でその法律事務所を相手取り,訴訟を起こそうと考えます。 その姿を見た元ライバル弁護士が,協力を申し出て,二人は協力して,法廷でエイズに対する偏見を覆していくストーリーです。 エイズ患者である弁護士を演じたのがトム・ハンクスでした(協力をする元ライバル弁護士を演じたのが,デンゼル・ワシントンでした。演技派の競演ですね。)。トム・ハンクスはこの作品で,第66回アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞しました。 トム・ハンクスは,エイズに罹患し,落ち度もないのに解雇されたにもかかわらず,正義を法廷で実現するのだと,残された短い人生の情熱をかける弁護士を熱演したのです。 映画「フォレスト・ガンプ」は,1994年の作品です。有能な者が成功すること,それを是

    『フィアデルフィアとフォレスト・ガンプ』
  • 中国刑法学の再生 | 中山研一の刑法学ブログ

    私自身も、2009年秋に中国の南京大学と武漢大學を訪問して、刑法学者と懇談していますので、最近の中国の刑法学界の模様については、断片的な情報を得ていましたが、最近来日された北京大学の陳興良教授の講演記録(「刑法雑誌」50巻2号、2011年)を読んで、改めて中国の刑法学の分野での「転換」と「再生」の全体像をかなり詳しく知ることができました。 その内容は、中国歴史の変遷を踏まえた極めて大胆な問題提起を含んでいますが、その最大の特色は以下の2点にあると思われます。 第1は、中国の革命以前の「中華民国」の時代には、ドイツや日の理論との交流があったが、革命によって断絶し、それ以後は「ソ連の刑法学」の圧倒的影響下に長らく置かれていたため、刑法学の自由な発展が妨げられていたといわれる点です。 第2は、ソ連の影響を受けた革命後の中国の刑法学の特徴が、「階級性の強調」と「解釈学の欠如」にあり、今や社会主

    中国刑法学の再生 | 中山研一の刑法学ブログ
    HideAutumn
    HideAutumn 2011/02/19
    中国の刑法学者の論文紹介と、それに対する簡潔ながら的を射た論評。