「英文標準問題精講」(原仙作 著)。第5訂版。初版はなんと戦前の1933年。今も本屋の大学受験コーナーに行けば売られている、参考書の古典中の古典である。 10年くらい前だろうか。大学受験する時に買ってはみたのだけれど、さっぱりわからんと放り投げたこの参考書を、なぜだか分からないがふと思い出し、本棚の奥からひっぱり出してふむふむと読み進めてみたら面白くて止まらなくなってしまった。今では、寝る前に2、3本の例文を読むことが最近の日課になってしまってすらいる。 アマゾンでの散々な評価[amazon:英文標準問題精講]で見れるように,この本は確かに受験参考書としては使えない。より解説が豊富で効率的に要点を学べる本が山ほど出ており、純粋に受験生の実用性でのみ評価した場合、もう役目を終えていると言っていいかもしれない。 しかしそれでも本書の魅力自体は色あせていない。「英文標準問題精講」が持つ最大の魅力
何気なく隣の記事(東京は金融とか、そんな事は忘れましょう。 - Oh, you `re no (fun _ → more))を見てそこで引用されていた文章に吹いた。 「覚醒なんかしたくない、背伸びしてグローバル化したくない」が日本人のマジョリティーではないか? 「背伸びしてグローバル化したくない」だって!! タイトルの「Globalization is not a choice but a fact(グローバリゼーションは選択肢ではなく、事実だ)」ってのはライス国務長官のダボス会議での発言なわけだが、かなり端的にグローバリゼーションに対する誤解を言い当てている。グローバリゼーションとは、インターネットの発明と、特にeコマースの発明が引き起こした社会構造の変化なんだ。つまりfactだ。個別の企業がグローバリゼーションを選択するとかしないとか言えるような選択肢ではない。 例を上げて説明しよう。
楽天やファーストリテイリングが社内公用語を英語にしたことについて、議論が百出している模様。遅ればせながら私もこのネタに便乗してみたい。 英語が公用語という環境では、「仕事はできるが英語はできない」という人間よりも「仕事はできないが英語ができる」という人間が高い格付けを得ることになる。 こういうことをしだすとどうなるか? 英語ができるだけで仕事はまったくできない人間が跋扈するようになるのだ。 日本国内の外資系の現場を知っている人が100人いたら100人とも心当たりあると言うだろう。 私は社会人になってからずっと外資系企業なので、彼らが言わんとしていることがわからんでもないが、英語ができるだけで生き残れるほど残念ながら甘い世界ではない。経験則で言えば、「仕事はできないが英語ができる」人間は、中途採用の面接においてはそれなりのアドバンテージをえることができる。外人は往々にして、履歴書上の経歴と英
フィリピンでは、スターバックスなどのカフェに行くと必ずと言って良い程、名前を聞かれます。 出来上がると、日本のように「○○をご注文のお客様〜」と呼ぶのではなく、カップに名前を書いて間違えないように呼んでくれるのです。 で、まぁ、最初は Tomoya と言っていたのですが、スタバでカップに書かれた名前を見てみると、Tower と書いています。うーむ。 どうやら、もっと単純な English name を使う方が良さそうです。 最初は Tom で行こうと思い、使っていたのですが、ある店で Tom と名乗ると Tommy? って聞かれたので、コレだ! と思い、それ以降は、ずっと Tommy を使う事にしています。 Tommy の認識率は現在でも 100% で、大変優秀な English name です。 慣れない英語で長時間話すと脳が疲れて眠くなる。 前の週末に、仕事で8人くらいのフィリピン人と
前のん: http://anond.hatelabo.jp/20100620143255 前回エントリのブコメ/トラバに逐一答えることはできないけど、眺めていて誤解があったかなと思う点について補足しておく。 まず一つ言っておくと、俺は自分の英語学習の成果としての英語力に「満足している」。俺の英語力は俺に対して果たすべき役目を十分に果たしてくれている。そして同時に、自分には場合に応じてネイティブの力を借りなければならない状況があることを知っている。しかしその自覚は、決して自分のコンプレックスを掻き立てるようなものではない。 なんつーかな、例えて言うなら、超サイヤ人になれなくてもクリリンにはなれる、ってことです。フリーザ一味のザコならガチでボコれるし、フリーザ相手にだって気円斬駆使して、クラッチプレイヤーとしての役割を果たすことはできるわけですよ。しかしやっぱり最終的にはサイヤ人やナメック星人
先日書いた「日本企業は「社内公用語=英語」しないと世界でもう生き残れない-My Life in MIT Sloan」について。 私も完全に納得してこう書いてるわけではないが、ポジションを取った以上、主張は正しく理解されたいと思うので、書いてみる。 まず文中でも書いているように、「日本企業」といっても、日本市場だけでは食っていけないような産業や、日本人以外を積極的に採用しないと10年、20年後には困る産業における日本企業を対象に書いている。 これは大企業に限らず、中小企業でも当てはまるところは沢山あると思うが、全ての日本企業がそんな状況に直面している、とは全く思っていない。 ましてや「日本という国で英語を公用語化する」というのはまったく別の話だ。 しかし、それ以前に重大な誤解がある様子。コメント欄や下記のようなエントリを読んで思ったのだが、「社内で英語を公用語化する」ということ自体に誤解があ
何しにいくかの状況によるんだけど、想像で助言。 私は、南米経験9年で、帰国済みね。 じゃあ、いくよ。 読むからに留学とかじゃないだろうし、 ビジネスでメール書いたり、レポート書いたりしないんでしょう? だったら、受験参考書よりも、地球の歩き方だと思うし、 たとえば駐在員の妻としていくのなら、 英語よりも、駐在員妻同士のコミュニケーションだし、 ようするに 英語うんぬんよりも、どういう土地にいくのかっていうことの 情報収集と心構えのほうが大事だと思うよ。 どこに何が売られているとか、 どこの地区は治安が悪いとか、 そういう話のほうがずっと大事。 そこに住んでいる人たちと情報交換しようっていう心構えが大事。 言ってしまえば、英語っていうよりも、 仲間増やす能力のひとつとして英語があるって感じだと思うよ。 だって「生活」するんでしょ? もし西海岸だったら、 英語よりもスペイン語のほうが必要になる
6/21追記: http://anond.hatelabo.jp/201006210004476/21追記2: http://anond.hatelabo.jp/20100621194920俺は英語学習オタクだ。これまでの人生の中で大量の時間を英語学習に費やしてきた。中学校から始めて、日本にいてできる英語学習法は殆ど試したと思う。高校時代には学習参考書や問題集を二百冊以上終わらせた。ネイティブの個人家庭教師がついていて、さらにマンツーマンの英会話スクールにも通った。大学は迷わず英語学科を選んだ。大学在学中にTOEFLのスコアは640を超えた(厳密には覚えていないが、目標が640でそれを超えたのは間違いない)。 大学を卒業後、アメリカの大学院の博士課程に留学した。ここでも俺の英語は「通用した」。授業に問題なくついて行き、ディスカッションにも十分に参加できる。タームペーパーや授業でのプレゼンの
http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/810ee47297d49033c2a4b43a0a5216e0/page/1/ http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/12e944b3494ce767ea7f03b7b7d051d9 楽天の社長さんが「英語の出来ない役員はクビだ」と言ったのが色々と盛り上がっているようで。海外で働いていると、この社長さんの危機感が痛いほど分かるので、少し書いてみた。 能力5割引で勝負させられる「これからの時代は英語が出来ないと~」というネタは既に数十年は語られた手垢のついたネタであって、それに対する反発も大体類型化されている。そのひとつが、「英語が出来なくても、実力さえあればちゃんと認めてもらえる」というもの。これは間違ってはいない。東大の先生でも、英語をしゃべるのも
――なぜ楽天は急にグローバル化へと舵を切り始めたのですか。 国境や国という概念が大きく変わっているのに、唯一大きく取り残されているのが日本。ここ2〜3年、世界中を飛び回ったが、社会のトップ層が英語をしゃべれないのは世界中でたぶん日本だけですよ。これは相当やばい。ヨーロッパだろうがどこでも英語はペラペラです。 さらに経済を見ると、サービスの重要性が急速に高まっている。日本の企業は、トヨタにせよソニーにせよ、メーカーを中心にモノで国際化してきた。しかし今はiPad、iPodに象徴されるように、モノとサービスが組み合わさりつつある。モノだけの価値は下がって、サービスの比重が上がっている。 それなのに、「日本人は手先が器用」「モノづくりの国ニッポン」なんて言っていたら、モノはつくっても利益を全部持っていかれることになりかねない。言い方は悪いかもしれないが、ダイヤの原石はアフリカで採られている
English最近、Lang-8を改めて使い始めた。このLang-8、私は日本人が英語を学ぶのに非常に適したサービスだと思う。 日記は書かない私の使い方はちょっと特殊で、まず日記を書かない。なぜかというと、日記を書けるほどの英語力がまだないからだ。辞書を引き引きしながら日記を書くのは大変だ。私はそんな労力を使って日記など書きたくない(えっへん!)。 「面倒」というのは勉強の大敵であると思う。面倒なものは長続きしない。長続きしなければ知識は定着しないので、「簡単」であることが勉強には求められる。(もちろん、勉強に対する「自分の情熱」があれば、それが一番よい) 人の日記の添削結果を見る私は主に「他人がどのような添削をされたか」を見る。マイホームの「あなたと同じ言語を学習している人の日記」を開き、添削があった日記を読むのだ。私の場合は「英語」の日記がでてくる。そのため、ほとんどが日本人が書い
普段英文を書く機会はほとんどないのに、ある日突然英文メールで文章を書くことに。冷や汗をかきながら何とか書きあげたものの、意図した内容になっているかかなり不安…。こんな経験がある方も少なくないのではないでしょうか。今回は急に英文を書くことになった時に知っておくと便利なサービスや、英文作成テクニックを紹介していきたいと思います。 自動翻訳のサービスもよくなってきたとはいえ、英文を読む時には許容できても、誰かに宛てて文章を書く時には訳文をそのまま使うわけにはいきません。誰かに直してもらいたいけれど「助けてくれる人がまわりにいない」「翻訳会社に頼むほどフォーマルなものではないし、料金も心配」そんな悩みも少なくないと思います。 でも、ウェブの力を借りれば大丈夫。かなりよい英文が書けてしまうのです。今回は、「ネイティブの手を借りて英文を作成できるサービス」「ウェブ上の文章を使って英文を作成するテクニッ
インタビューについて LYE が Twitter 経由で id:IDA-10 氏に無理やりお願いしたインタビューです。 当初のテーマは「英語とゲーム開発」でしたが、最終的には「IDA-10 氏にアメリカ、コミュニケーション、ゲーム開発について聞いてみた」的になりました。 全部で 2 時間分、ほぼ全部ですが極めて個人的な情報については外してあります。 登場する社名や製品名のイニシャルはオリジナルを暗示するものではありませんので、深読みはご遠慮ください。 LYE の発言は LYE の、IDA-10 さんの発言は IDA-10 さんの個人的見解を述べたものであり、特定の企業や団体などの意見ではありません。ご理解ください。 LYE は生まれて初めて他人にインタビューしたので受け答えがもう本当にろくでもないです。そのあたりについてのダメ出しは LYE まで直接お願いします。直せそうなら直しますが基本
Ywcafe.net This Page Is Under Construction - Coming Soon! Why am I seeing this 'Under Construction' page? Related Searches: Top 10 Luxury Cars Free Credit Report Parental Control Work from Home fashion trends Trademark Free Notice Review our Privacy Policy Service Agreement Legal Notice Privacy Policy|Do Not Sell or Share My Personal Information
About 南の島のプログラマ。 たまに役者。 Practical Schemeの主。 WiLiKi:Shiro 最近のエントリ 無限cxr高校受験Defense振り返ってみると2019年は色々学んで楽...覚えるより忘れる方が難しい(こともある)眼鏡のつると3DプリンタIris Klein Acting ClassSAG-AFTRA conservatory: Voice Acting創作活動って自分を晒け出さねばならないと...ループを使わずに1から100までMore... 最近のコメント shiro on 歳を取ると時間が速く過ぎるのは、新しいことに挑戦しないから? (2023/03/14)1357 on 歳を取ると時間が速く過ぎるのは、新しいことに挑戦しないから? (2023/03/01)ベアトリーチェ on ハイポハイポハイポのシューリンガン (2022/04/02)ベアトリーチ
Open Source Software - Find, Evaluate, Collaborate - OStatic OSSが生活にもたらす影響は大きい。インターネットの基盤技術や組み込み機器にインストールされるソフトウェア、デスクトップアプリケーション、Webアプリケーションにいたるまで、さまざまなシーンで活用されている。多かれ少なかれ企業や政府機関もOSSを活用し、そして企業戦略に利用するようにもなってきている。無視できない存在だ。 OSSプロジェクトに参加するメンバーは多少の傾向はあれど、国を限定せずに世界中のさまざまな人々であることが多い。人気のあるプロジェクトとなるとなおさらだ。当然、コミュニケーションに利用される言語は英語となり、メーリングリスト、メール、フォーラム、IRC、Webサイトで使われる言語は英語となり、国際会議や電話会議でも英語が使われる。参加者が共有で利用する
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/13(月) 17:01:05.12 ID:lWSUSQYJ0 DUO3.0使ったんだが、二週間の間一日中黙読→読解できない単語があったら語義欄を見る→黙読 これを最初から最後まで延々ループし続けてたらたった二週間で完全マスターワロタwwwwww 英語ってこんな簡単だったのかwwww お前らもさっさと勉強しろwww俺に遅れをとるなwww
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く