手取り15万ボーナスなしで、趣味もないから毎月6万貯金してるって言ったら 「何が楽しくて生きてるの?」と言われてしまった。 楽しいよ、あなたと今話しが出来ているだけで嬉しいよ、と思って、でもそれは伝えられなくて、ちょっとさみしくなった。
友人は貧乏だ。なのに犬を飼っているだなんて贅沢だ。 家は隙間風が入ってくるくらいにスカスカで、家の前に立っただけで友人がいるかどうかはすぐに分かる。 なぜって、家の中の会話が外に丸聞こえだからだ。 友人の家にはファミコンがない。いつも将棋を勧められるが僕はそんな難しいゲームなんて大嫌いだ。 だけど友人の家には犬がいる。だから僕はいつも遊びに行くのだ。 友人の犬は頭が悪いから僕が遊びに行くと興奮が冷めることがない。 狭い部屋の中をぐるぐると物にぶつかりながら走り回るものだから、畳はボロボロだ。 急に立ち止まったかと思うと所構わずトイレをしてしまう。 この間なんて、急に部屋を出ていったかと思ったら僕の靴にうんこがしてあった。 友人は顔を真赤にして犬に怒っていたが、怒りたいのは僕の方だし、でもそんなところもこの馬鹿犬の憎めないところだ。 僕の家にはゲームが沢山あるけど犬もいないしママもいない。ゲ
朝から晩までガチガチャギャーギャー。 重低音がきいたヴォイスで隣家であるうちの壁を揺らしている。 日頃は少子高齢化問題について憂慮している俺もさすがに堪忍袋の緒が切れて、保育園に苦情を言いに行った。 保育園の入り口に掲げられた「フジロックフェスティバル2013」の看板をくぐって、敷地の中へ。 足を踏み込んだ瞬間、鼓膜とみぞおちを低く重い金属音がついた。 悲しげでメロディアスな演奏が俺の皮膚にまとわりつき、全身をねぶる。なんだこれは。 周囲のオーディエンスは恍惚とした表情でステージ上の一転をなかば崇めるように、なかば畏れるように見つめている。 会場三千の瞳が注がれている先で山嶺のようにそびえ立っていたのは、丸刈りで筋肉質の巨漢。 トレント・レズナー。 ナイン・インチ・ネイルズだ。 ナイン・インチ・ネイルズが日本にやってきたのだ。 このフェスのために。 この夜のために。 おれたちのために。 知
ボトルガムの箱に、ホチキスの芯を貯めている。綴じたあとに間違いに気づいて外したホチキス、上司から「以下の通り」を「以下のとおり」に修正しろといわれて外したホチキス、書類の順番が違うと経理に言われて外したホチキス、を、捨てないで、延々と溜めている。 このボトルガムの箱がいっぱいになったら辞表をだすのだ。 理不尽に電話口で怒鳴られたとき、ボトルガムの箱をみると気持ちが安らぐ。あともう少し。 ときどきとなりの席のひとが、私のボトルガムの箱に、捨てるはずのホチキス芯を入れているのを知っている。
やれ親孝行は生きているうちにしかできないだとか、両親にみんなでプレゼントをしようなどという話を突然押し付けてくるようになった。 挙句の果てにどこから拾ってきたかもわからない”母を亡くして初めてわかること”みたいなメッセージを送りつけてきた。 そこにはおせっかいが愛情だと気づく内容や、喪失感、母親が死んでしまう現実を直視できないといった内容が並んでいる。 だけど一つ言いたい。 あなたはさっさと親をわたしに押し付けて一人家を出て遠くで暮らしていたではないか。 そこで家庭を作って一生懸命に生活していたことは知っている。それなりに沢山の苦労もしたことだろう。 だけどそのせいでわたしは未だに親元をつかず離れずでずっと親の面倒を見続けてきたのだ。 あなたがいなくなってから少なくと10年以上親と暮らしていたのはあなたがろくに連絡もよこさなくなったからだ。 「親の面倒を見るのは子供の仕事」そう言い聞かせて
20代の頃はエロゲが本当に好きで楽しくて、プレーする時間も無いのに毎月新作を10本以上は買い、ほぼ毎日プレーしていた。 だからずっと、"生身の彼女"なんていうのは二次元に対する裏切りであり、どうせ自分には縁のないものと諦めていた。いや考えてすらいなかったんだと思う。 ここ数年は仕事が忙しくなり、負いたくも無い責任も負うようになり、どっしり腰を据えてエロゲをプレーする気力も時間もなく、「未開封で積まれた新作」がさすがに邪魔に思えてきたこともあって様々な二次元系のものを売却処分した。さすがに全部を捨てるほど世捨て人になったわけでもないので何度かの選別をくぐり抜けてもなお手元に残しておきたいと思ったのは残したが、ソシャゲでSSRが数枚余裕で引けるぐらいの額にはなった。 すっかり片付いた部屋を見て、気付いてしまった。二次元は飽きたら、後には何も残してはくれなかった。 その時、その時点では楽しんだコ
22歳女、卒業間近の大学生。 私は生まれつき、下顎が出ていた。 顎変形症というちゃんとした病名があるらしい。 食事自体はなんの問題もなかったが、 いちおう女として、多少はコンプレックスはあった。 ちょっと話は飛ぶが、 この夏、私は三年半もの術前矯正を終えて、 ついに下顎を後ろに引っこめる手術した。 手術が終わると私の顔はパンパンに腫れあがり、 おたふくさんみたいになった。 でも一ヶ月も経つと、腫れも完全に治まり、 私はまた今までの生活を取り戻していった。 違和感は今年の正月、実家に帰省していたとき。 化粧をするため、母の部屋の大きな鏡の前に立つと、なぜかドキッとした。 この胸の高鳴りはなんだろう、まあまさか、とは思いつつ、 22年間見てきた姿じゃないかと、自分を納得させようとしていた。 そして実家でのある朝、私は布団から出るのがだるくて、 寝っころがって、顔の手入れ(オブラートな表現)をし
偶然と言えばそれだけの話かもしれないけれど、まさか自分の人生の中で、 こんな不思議なことを経験するとは思いもしなかった。 ブログはやってないし、SNSに書くのもプライバシーが気になるから、 普段は見るだけだった増田に書かせてほしい。 備忘録と言うか、まぁ書かなきゃ落ち着かないってことで、 長文になるだろうけど、吐き出したい。 俺は友人が少ない。 いや、正確に言うと、本当に友人と思えるヤツが少ない。というかいない。 友人以上という意味で、一人だけ親友がいる。幼い頃からの腐れ縁で、 お互い三十歳になったが、もう二十五年以上の付き合いだ。 そいつが五年付き合った二つ下の彼女と別れたのは去年の頭のことだ。 仕事で海外駐在が決まった彼女から一方的に別れを告げられ、 冬が終わって暖かくなり、親友の気持ちが落ち着くまでは、 毎週末のように散々酒に付き合わされた。 俺は都内で勤めていて、特に用事のない金曜
春の日差しには程遠い、寒さに震える増田の民は、暖を取ろうと灼炎鳥(ホッテントリ)の確保に勤しんだ。 しかし灼炎鳥を手に入れることのできるのは、ごく少数の選ばれし増田のみ。ここ最近では増田11人衆を名乗る一部のエリート集団が灼炎鳥を独占しており、多数の貧しい増田民は身の凍る思いで湖に釣り糸を垂らしていた。灼炎鳥は湖のなかを泳ぐ鳥であり、釣るものだからだ。 「はぁ……やはり釣れんか……」 老人は深い溜息をつく。幾数年を生きながらえた経験と勘こそが老人の武器であったが、如何せん彼の紡ぐ文体は堅苦しすぎて、ブクマカ鳥たちは喰いつかないのだった。 「おじいちゃん、おじいちゃん」 今年で五歳になる孫娘が、老人の外套を引っ張った。 「エサの主語が小さすぎるんじゃないかな。主語を大きくすれば、ぜったい釣れるよ」 老人は目を細めて微笑んだ。嗚呼なんとこの子は聡明なことだろう。 さっそく釣り針に特大の主語を括
ひっどいタイトルだ。サイアクすぎ。。。 みてますか、地元の微妙な知り合いとか職場の人とか親とか! 監視してるの知ってるんだからな!クソクソ!死ね!!!!! はぁはぁ、えっとー、なんの話でしたっけ? 〜はじまり〜 そう、、、この前、いや、いつもなんですけど、 満員電車からの夜10時、ボロボロになって帰ってきて。 暗い部屋の灯りをパチン…とつけて、震えながらエアコンの暖房つけてさ。 クローゼットの前でネクタイ緩めながら 友達もいない、恋人もいない、やりたい事もない。 趣味は貯金。なんなんだろ自分って。うぅう うううおぇええウワーン!ひっく…てやんでい… って状態で。。。。。。 しかし、なんとなくですよ、なんとなく。 や、やめろ!なんとなくってゆってるぢゃん! なんとなく、おんにゃのこの格好してみたら、、、 あっ、あっ、あっ、あれえ?おぼぼぼ、オハイオ州??? 「か、可愛い…」 そうなのです、女
私は小さい頃から、特に目立たない、おとなしい子だと言われ続けてきた。そんな自分が特に嫌だったわけじゃないけど、中学校の頃にちょっとした出来事があった。 クラスでも目立って可愛い女の子がいた。可愛いけどちょっと変わった子で、クラスからは浮いてて、常に誰かの噂になってるような子だった。その噂の中に、彼が彼女のことが好きだ、というものが流れたのだ。 私は彼のことが好きだったけど、その噂を聞いて、とたんに彼が私の手の届かない人であることを感じた。きっと彼は私みたいな地味な女子は好きじゃないんだ、そう思った。 それは、それだけで終わってしまった失恋だった。 でも、この出来事で私は変わろうと思った。今みたいに地味じゃあダメなんだ、地味であることで何かを逃がすことはもうしたくない、って。 だから、高校では軽音部に入った。そこでガールズバンドを組んで、ギター兼ボーカルをやることになった。正直、とても嬉しか
年とったらわかるよ 自分の叶えられなかった事見ていた夢幸福だった時間をだれかに肩代わりしてほしいって気持ち 若いころは自分の不満や寂しさや不幸をだれかに押し付けたいと思っていたけど おんなじふうに幸福を誰かに感じてもらいたいって思ってしまうようになる そうなったときにはすでになにもかもおそいんだけどな なんで先に幸福を人に押し付けたくなるほうがこないのかその矛盾に切なくなるけど そういう仕組みなんだからしょうがない そんなときがきたらまた増田に書き込もうぜ
焼肉を食べた帰り、店でもらったガムを噛んでいたら一口ちょうだいと言われた 彼は焼肉店でガムを貰っていなかったらしい もうガム無いよと言うと、今噛んでるのをちぎって分けてよと言われた 気持ち悪いから無理だよと断ったら、キスはできるのに!?と怒られた コンビニで買えよと言うと、じゃあお前が払えよと言われた 文句を言う気も起きなくて、コンビニに行って、ガムを買ってあげて帰った 別れ話をしたら揉めるだろうなと思ったから、家についてからそっとラインをブロックした するとその瞬間、iPhone6の画面が激しく光りだした あまりの眩しさに私は思わず目を瞑り、必死で電源ボタンを押した しかし光は止まることを知らない むしろ更に強い光を放ち続けている iPhone6を伏せても、漏れ出る光に圧倒される すると、ふいに、辺りが暗くなった おそるおそる目を開けると、真っ暗な空間の中に私はいた 何も見えない しかし
美人で”誰にでも優しい”性格で、恥ずかしながら好きだったことがある。大学時代に勇気を出して二度も告白したがダメだった。無謀というか、距離の詰め方を知らなかった当時の自分の当然の帰結だ。しかし、それでも今まで”友達として”おつきあいがあったのは、彼女の性格所以だろう。自分の数少ない女友達の中では、断トツで顔も性格も体も良かったのは確かだ。 しかし、その知人女性は共産党に投票する人間だったようだ。それで理解した。日本には信教の自由があるので、それ自体にどうと言うつもりはないが、こちらが関係を持つ持たないもまた自由だ。しかし、自分という人間の卑小さに嫌々するが、自分の中に打算的な考えが湧いてきて、彼女との関係性の今後についての切断処理に躊躇がある。しかし、今思うと、天使に見えていた彼女はただ単に周りに上から施しを与えていただけで、彼女の人間性所以ではなかったということだ。その偽善的な優越感に今は
昼のフレンチトーストは最高だった。 あれこそ私の求めていた味。完璧なフレンチトーストだ。 普通にフレンチトーストを作っただけじゃ、なんか物足りない。 かといって、店で普通に売ってるものもなんか違う。高いのは高すぎて嫌だし 安いものは味も安っぽい。普通のヤマザキとかコンビニパンで売っている、メープルゼリーやらホイップクリームやらも違う。そうじゃない。 もっとこう、卵と牛乳とバニラ、そしてふわぷにょな食感、温かさ、そして適度が甘みが求められる。そして、バターの香り。多分ここだな。香りがポイントなんだと思う。家で作ったんじゃ売り物っぽい香りがしない。普通の、かーさんが土曜日に手抜きで作ったフレンチトーストの域を出ない。きっと売り物はスパイスとか発酵バターとか、生乳とか使ってんだろ。どーせ!知らんけど。 まあそんなことはどうでもいい。今日のお昼は求めていた味と出会えたんだから。 スーパーのパンコー
ピザまんを食べました。 100円だったので、つい買ってしまいました。 お仕事で少し落ち込む事がありましたので、つい買ってしまいました。 一口、かぶり付いて。 口に広がるピザまんのもったりした味。 とろけるチーズをかけて食べたい、温かい餡。 ケチャップの強いピザ風味が鼻をくすぐります。 ふわっとしたピザまんを持つ手がドキドキしました。 こんな暑い時期にピザまんなんて、ある意味贅沢品です。 明日の自分を奮い立たせるために二口目を食べました。 蒸気でふやけたピザまんの外側が、広角の落ちた私の唇にくっ付きます。 ちょっとだけ舌で舐めて唇に潤いを持たせて、いざ三口目。 ぱくぱくぱく。おいしい!濃い味がお腹に染み渡ります。 四口目は、大きな口を開けて、がぶっと食べちゃいました。 口いっぱいにお下品な食べ方をしました。反省。 頑張って咀嚼します。ほんの気持ち程度に混じったお肉の食感を探しながら噛み締めま
なにやら先輩が深刻そうな顔でスパスパやっていたので、 「どうしたんですか、またスロットでスったんですか」 ときくと、先輩は目線を遠くに置いたまま 「もうすぐ、女が薄着の季節が、終わっちまうな」 と言った。 そんなだからバツイチで子供の親権持ってかれんだよと思ったけど、 なんかかわいいなと思って、缶コーヒーおごってあげた。
友達(女)がすごいデブだ 身長は結構低いが、もしかしたら100キロあるかもしれない 遠くで見ても近くで見てもまんまるでパンパンしている 森三中どころじゃない完全なデブ デブネタの自虐は一切せず、女が数人集まるとたいてい世間話程度に出てくるダイエットネタには一切乗らないので、気にしているんだろう でも彼女はデブだけど明るくいい奴で、いい人そうな旦那と結婚もしている ただ、常に体調が悪いアピールを忘れないのだけがウザい たぶん本当に体調が悪いんだろう 年がら年中病院に行った話をしていて、フェイスブックでも「身体が痛い」とか「お薬飲んだよ」とかそういう話が多い 肩も腰も痛いし関節痛や頭痛がひどくて眠れないらしい そりゃ、あれじゃうつ伏せでも仰向けでも苦しいだろう だから結婚した途端仕事は辞めた それさ、デブだからだよ 痩せろよ 痩せたらたぶん解決するよ だけどデブとはいえ20代の女の子を相手に「
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