「見るもおぞましい開くも恐怖の一品」で、悪魔を召喚することができる本。そんな悪魔書を探しに、魔界からやってきた少女・ルイヴィが登場するのが3月1日に発売された『3日目東館のマホウ』(佐藤ちはや:著、石川沙絵:イラスト/講談社)だ。彼女が探し求める悪魔書は、「少部数で、書き手の思いが強い」ものだというのだが……。それって、もしかして同人誌じゃない!? 偶然彼女と出会った元美術部の高校生・坂本英児が思い浮かべたのは、自分が先輩に頼まれて売っていたBLなどの同人誌だった。しかも、彼女が降り立った場所は偶然にもコミケ会場だったのだ。ルイヴィの追手をやっつけるために最強の悪魔書を探す2人だが、どちらもコミケや同人誌に関する知識はさっぱり。そこで今回は、そんな2人と一緒にコミケや同人誌の常識(?)を見てみることにしよう。 元記事はこちら まず、コミケの会場となるのはお台場にあるビッグサイト。ここは「エ