業界団体の米Entertainment Software Association (ESA)は7月22日(現地時間)、米イリノイ州のシカゴ市交通局であるChicago Transit Authority (CTA)に対し、年齢制限のついたゲームの広告の掲載を禁じたルールは米合衆国憲法修正第1条における言論の自由に違反するものとして裁判を起こしたことを発表した。CTAは以前に人気ゲーム『Grand Theft Auto (GTA) IV』の広告掲載を取り下げた事例があり、こうした行為に抗議する意図があるとみられる。 ESAは米国で開催される大規模ゲーム展示会E3の主催などで知られている。同団体によれば、CTAは「Mature 17+ (M)」または「Adults Only 18+ (AO)」といった年齢指定のあるゲームの広告を選定的に排除しており、自身の管轄する地下鉄やバス、ビルといった公共