「韓国に対する輸出規制発動」に関する問題で、新たな動きがあった。かつて経済産業省貿易管理部長としてこれらの問題に対応してきた細川昌彦氏は、「韓国の半導体産業に大打撃」、「世界の供給網に影響を与える」といった見方は不安を煽り過ぎだと指摘する。8月12日、韓国が日本を輸出管理の優遇対象国から除外を決定した件についても実態上の影響はほとんどないと細川氏はみる。 関連記事: なぜ韓国の「ホワイト国除外」で“空騒ぎ”するのか 補足解説3:誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」 補足解説2:誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」 誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」 8月8日、半導体材料3品目の個別許可後、最初の許可が下りたとの発表があった。 世耕通産相は「この措置が禁輸ではないことを示すために公表した」と言う。識者は「韓国の半導体産業への影響はもう少し見定めないとわからない」ともっともらしく