CNET Newsに、Linus Torvalds氏が現在のカーネル開発について語ったインタビュー記事が掲載されている。Linus氏は、「カーネル開発者になるのは簡単だが、大きな貢献者になるのは難しい」と述べ、その理由として、カーネルが大きく複雑になるにしたがって、既存の開発者とのやり取りがより重要になっていることを挙げている。 記事でLinus氏が語ったのは、以下のような内容である。 「big contributor」になるのは簡単ではない。カーネルが巨大かつ複雑になりすぎているし、コードを書く以外の流儀を学ぶことも必要だ しかし、カーネル開発の世界に足を踏み入れることは簡単だ。実際、Linuxカーネルのリリースごとに数千もの開発者からパッチが届けられている 「大きく、複雑なパッチ」をいきなり送ろうと考えないほうがよい。新しい開発者が既存のカーネル開発者とうまくやり取りするやりかたを学ぶ