組み込み向けRubyとして、まつもとゆきひろ氏が開発した「mruby」。専用の開発ボードが複数発売され、LEGO MINDSTORMSなど様々な環境への移植が進んでいます。今回は数千円で入手できる開発ボードを実際に使って、Lチカ(LEDチカチカ)から始めてみます。 Rubyは近年、「Ruby on Rails」の普及などにより、Webアプリケーションを開発する言語して注目されてきました。しかしRubyは、Web専用の言語というわけではありません。RubyでiOSアプリを構築できる「RubyMotion」や、Androidアプリを構築できる「Ruboto」のように、様々なアプリケーションを構築できる環境があります。 そんな中、Rubyの活用範囲をさらに大きく広げる「mruby」が2012年4月にリリースされました。mrubyはRubyの作者である、まつもとゆきひろ氏が中心となり、組み込み機器
プログラミング言語 Ruby は、スクリプト言語に分類されます。 実は、スクリプト言語という用語の厳密な定義はありません。 型宣言がないとか、インタプリタ方式で実行されるとか、幾つかの特徴を捉えた大雑把な用語です。 型宣言を持ち、コンパイルできる「本物のプログラミング言語」と比較して、簡易なプログラミング言語という、やや侮蔑的なニュアンスもあります。 スクリプト言語で書かれたプログラムの実行速度が、コンパイルされたプログラムよりも遅いのは事実です。 ですから、「Ruby はスクリプト言語だけど、遅くないですか」という質問への短い答えは、「はい、遅いです」となります。 しかし、あなたがビジネス上の問題を解決する手段としてプログラミング言語を選択したいのであれば、費用と効果を踏まえた更なる問いかけが必要になります。 その遅さは許容範囲内か、ということです。 コンピュータのハードウェアは、猛烈な
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