「バフェット流投資の基本」をキャッシュフロー・マトリックスで確認 「バリュー投資の父」と呼ばれる経済学者のベンジャミン・グレアムからコロンビア大学で教えを受けたバフェットは師に倣い、一般的には割安株を長期に保有する「バリュー投資家」であると考えられている。1993年の「株主への手紙」の中で次のように言及している。(Strainerの記事「バフェットの投資に対する考え方」より一部引用) 株式を評価する数学的計算は難しくないが、経験豊富で優秀なアナリストでも将来の利回りを間違えて見積もってしまうことがある。バークシャーではこれを避けるために2つの方法を取っている。まず、自分たちが理解できる事業にこだわること。そのためには単純で安定している必要がある。もしその事業が複雑でわかりにくいならば、将来のキャッシュフローを予測するのは難しい。 投資において重要なのはどれだけ多くのことを知っているかではな