ノマド投資家 小泉雅史です。バークシャー・ハサウェイ50周年記念株主総会で購入した「CELEBRATING 50 YEARS OF A PROFITABLE PARTNERSHIP」という本に、1965年~2014年までの50年間のバークシャーの企業買収と株価の軌跡を記した素晴らしいチャートがありました。これを見ると、バークシャーがいつどのような企業を何件買収して、株価がどのように推移したのか一目で分かります。 このチャートから分かることは、買収した企業からの事業キャッシュフローによる「複利効果」の凄さです。バフェットによると、実際は前半25年間の方がバークシャー株価の年平均リターンは高かったそうですが、後半25年間は積み上がる事業キャッシュフローによる複利効果で株価はうなぎ上りに上昇しています。そして、巨額の事業キャッシュフローを活用した企業買収も後半の25年に集中しています。まさに、増
本連載では、ウォーレン・バフェットの投資実績、投資戦略等について解説してきた。そして最後に、今まで紹介してきた実績や戦略の結果、バフェット氏の資産がどのように推移しているのかを紹介する。 投資の目的のすべてが資産形成というわけではなく、社会貢献であったり、自身のスキル、知識習得という目的もあるだろう。しかし、そうは言っても資産の動きは投資活動において重要で、醍醐味と言える。 投資家としてウォーレン・バフェットを目指すべき、ということはまったくないのだが、バフェット氏の資産推移を見ることで刺激になり、また純粋な好奇心としても楽しめるだろう。 20代:26歳で資産総額14万ドル 大学卒業後、株式ブローカーとして父の経営する証券会社で働いていた。21歳のときの純資産総額はわずか2万ドル。1954年、24歳のとき、師と仰ぐベンジャミン・グレアム氏から仕事の誘いを受けた。初任給は年間1万2000ドル
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く