キーとそれに紐づいた値をハッシュマップに格納する 一般的なコレクションのトリを飾るのは、ハッシュマップです。型HashMap<K, V>は、 K型のキーとV型の値の対応関係を保持します。これをハッシュ関数を介して行います。 ハッシュ関数は、キーと値のメモリ配置方法を決めるものです。多くのプログラミング言語でもこの種のデータ構造はサポートされていますが、 しばしば名前が違います。hash、map、object、ハッシュテーブル、連想配列など、枚挙に暇(いとま)はありません。 ハッシュマップは、ベクタのように番号ではなく、どんな型にもなりうるキーを使ってデータを参照したいときに有用です。 例えば、ゲームにおいて、各チームのスコアをハッシュマップで追いかけることができます。ここで、各キーはチーム名、 値が各チームのスコアになります。チーム名が与えられれば、スコアを扱うことができるわけです。 この