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読書と書籍と遠田潤子に関するbaboocon19820419のブックマーク (1)

  • 重い愛、残酷な才能。「雪の鉄樹 」(遠田潤子著・光文社文庫)

    全然関係ない話だが、先日相棒season12 第13話「右京さんの友達」を再放送で見た。ファンの間では神回と言われており、私自身も甲斐亨時代では一番の傑作だったと思う。 杉下右京の若き相棒・甲斐亨が初めて「右京さん」と呼び、右京に毒島という心通う友人ができたという瞬間がラストシーン。この細かい脚の作りこみが完成度を高め、余韻のあるラストに仕上げたと思うのだが、もうひとつ、神回といわれるゆえんは終始独特の世界観を醸し出したことによるだろう。 ツタの絡まる古びたアパート、室内の飴色をした床板、蓄音機、ヴィンテージのソファ、アンティークの紅茶カップ・・・こうした舞台装置がストーリーを盛り立てる。 圧巻が紅茶店で杉下右京と紅茶が縁で知り合った毒島と向かい合って紅茶を飲んでいるシーン。窓際が全面ガラス張りの店内を外か撮影している。夜間に車が行きかうなか、明かりのついた店内が浮かび上がり、二人が対話

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