以前、私の親戚のおばさんは、メインバンクとして利用している某メガバンクの訪問営業を受けて、なんにも分からないままに毎月分配型の外債投資信託(申込手数料がっつり・信託報酬たっぷり)を買わされてしまったそうです。 それから数年後、メガバンクの営業マン(このときは女性だったらしいので営業レディでしょうか)は、再び、おばさんの家を訪れて「現在、大変な損をさせてしまっていて申し訳ないので、今度は間違いのない投資信託をお勧めいたします!」と言いました。 その言葉に感動した(騙された)おばさんは、保有していた毎月分配型の外債ファンドを売り、今度はもっとへんちくりんな通貨選択型のハイイールド外債投資信託(申込手数料モリモリ・信託報酬ボリューム満点)を買わされたそうです(焼畑農業式営業ってやつですね)。 私がおばさんから相談を受けたのは、その段階でした。 ◎あなたのために、特別な商品プランを!だと?? 実に
平成電電、L&G、ワールドオーシャンファーム、安愚楽牧場… ここ数年で起きた投資詐欺ですぐに思い出せる事件。 この4つだけでも被害額を足したら1兆円に届いてしまうかもしれない。 詐欺の仕組みはどれも同じ。なぜここまで騙されてしまうのか? 「年金制度と仕組みが同じだから」という意地悪な回答はなしね(苦笑) マスコミの政治批判に、こりゃあんまりだろ、と感じるたびに スマイルズ「自助論」の「政治は国民を映し出す鏡」を紹介してきた通り、 もちろん手っ取り早く儲けようという人々の下心にも問題はある。 投資や金融に対する未熟さが、詐欺事件を生み出しているとも言えるから。 法規制を感じるほどの投資信託の実情もここから派生した問題だ。 では、投資・金融教育は誰が担うべきなのか? 生きていく上で必須、というほど重要な分野ではないから、 学びたいと思ったときに適切な場が用意されていることが大切。 そうなるとや
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