警察官に関するbareaのブックマーク (4)

  • 「訓戒」で身内を守る北海道警の隠蔽体質 軽微な不祥事と断じ、事実を隠す

    しばしば明るみに出る各地の警察の不祥事。2015年11月、北海道警でも警察官33人が虚偽の調書を作成していたことが明らかになり、大きく報道されました。しかし報道の裏側を探ってみると、道警が「身内への甘すぎる体質」を隠していることがわかります。不祥事を連発し、それでもなお情報を隠蔽しようとする北海道警に、執拗にい下がったライターの戦いの記録を公開します――(全4回)。 ※以下は小笠原淳『見えない不祥事 北海道の警察官は、ひき逃げしてもクビにならない』(リーダーズノート)の第一章「その秋、道警は『異常事態』だった」からの抜粋です。 数が合わない! 編集部の玄関を出て右に折れると、階段の手前に郵便受けがある。鍵を挿し込んで半回転させると、2つに折り畳まれた分厚い『北海道新聞』が入っていた。 題字のすぐ横、縦書きの活字に、目が釘付けになった。 第1面に、堂々たる見出しとカラー写真。前日午後に謝罪

    「訓戒」で身内を守る北海道警の隠蔽体質 軽微な不祥事と断じ、事実を隠す
  • 北海道警がNHKを「出入禁止」にした理由 警察に都合の悪いことは許さない

    しばしば報じられる各地の警察の不祥事。それは氷山の一角でしかありません。現場の記者たちは、隠された情報を報じようと取材活動を続けていますが、警察は「出入り禁止」で対抗。上層部との「手打ち」で幕引きを狙います。自分たちの活躍だけを報じさせ、不祥事は隠そうとする。そんな警察の隠蔽体質に対し、北海道い下がりつづけている一人のライターの取材記録を紹介します――(全4回)。 ※以下は小笠原淳『見えない不祥事 北海道の警察官は、ひき逃げしてもクビにならない』(リーダーズノート)の第三章「警察特権『発表の指針』」からの抜粋です。 「書いていいとも書くなともいえない」 2016年の9月上旬、「道警がNHKを出入り禁止にしたらしい」との情報が届いた。記者クラブの加盟記者から伝えられたその情報を別の社の記者に確認すると、激しい警察批判の声が聞こえてきた。 「横暴もいい加減にして欲しい。NHKさんは事実を報

    北海道警がNHKを「出入禁止」にした理由 警察に都合の悪いことは許さない
  • 身内の"強姦"を強制わいせつに変える警察 「2度の強制わいせつ」の実態

    しばしば明るみに出る各地の警察の不祥事。それは氷山の一角にすぎません。北海道警の場合、警察官が容疑者となった「強姦」の事件を、懲戒を決めた時点で「強制わいせつ」に変えていたことがわかっています。身内の犯罪をどんどん軽微なものにすり替えていく。それでいいのでしょうか。情報を隠蔽しようとする北海道警に、執拗にい下がったライターの戦いの記録を公開します――(全4回)。 ※以下は小笠原淳『見えない不祥事 北海道の警察官は、ひき逃げしてもクビにならない』(リーダーズノート)の第三章「警察特権『発表の指針』」からの抜粋です。 「減給」処分を受けた巡査部長の事案は…… 2016年の5月上旬。私はひき逃げとは別の「2行」の詳細を記録した文書を道警に請求した。前年8月に「減給」処分を受けた巡査部長の「わいせつ関係事案」。今さら言うまでもなく事件は未発表で、『一覧』の記述は次の表現に留まっていた。

    身内の"強姦"を強制わいせつに変える警察 「2度の強制わいせつ」の実態
  • 警察官はひき逃げをしてもクビにならない 隠蔽されつづける北海道警の不祥事

    飲酒運転、窃盗から文書偽造、同僚へのセクハラまで、しばしば明るみに出る各地の警察の不祥事。しかし、それらはあくまでも公表された事案であり、氷山の一角でしかありません。不祥事を連発し、それでもなお情報を隠蔽しようとする北海道警に、執拗な情報開示請求でい下がった一人のライターの、その戦いの記録を公開します――(全4回)。 ※以下は小笠原淳『見えない不祥事 北海道の警察官は、ひき逃げしてもクビにならない』(リーダーズノート)の第一章「その秋、道警は『異常事態』だった」からの抜粋です。 墨塗りだらけの公文書 2016年の官庁御用始め。1月4日月曜日の朝、私はそこを訪ねた。 ゴム長の足で正面玄関に向かう。入口のわきに、1メートル以上はある棒を握って仁王立ちする警察官の姿。浅く会釈すると、相手も会釈を返してきた。玄関を抜けるや否や、右手に立つ若い警察官が滑舌よく「お疲れさまです」と声をかけてくる。

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