先日、大田区内の公園の入り口で、奇妙なものを見つけた。 ヒッポリト星人に固められたウルトラ兄弟みたいな、子ども二人とおばあさんの銅像である。なんといっても、手前の男の子が奇妙だ。 最近はあまり見かけないが、ゲートボールといえば、かつては年寄りのスポーツだった。もちろん、子どもがゲートボルをしちゃいけないという法はないが、野球のヘルメットらしきものをかぶってゲートボールをしているのは奇妙だ。 素直にバットでも持たせればいいんじゃないかと思うが、深夜、遠目でバットをもった野球少年を見たら、ホンモノの子どもだと思って通報する人もいるかもしれない。深夜に練習している野球少年ならまだましで、暴漢がベンチのおばあさんを襲う所だとでも思われたら、通報しないまでも、近くを通った人の精神衛生上よろしくない。 そもそも、このおばあさんは何故ここにいるのだろうか。そう思って、おばあさんの座っているベンチをよく見