世界共通語としてつくられた「エスペラント」を使い、戦前・戦時期に欧米やアジアの人びとと文通していた大量の手紙が群馬県藤岡市の民家で見つかり、その内容を和訳、書籍化した「1930年代を生きたエスペランチストたち」(ホリゾント出版)が刊行された。筆者でエスペラントの普及活動に取り組む堀泰雄さん(80)=前橋市=は「各地に暮らす庶民の視点で当時の世界情勢が語られ、非常に興味深い」と話す。(小松田健一) エスペラント ポーランドの眼科医、ルドビコ・ザメンホフ(1859〜1917年)が考案した人工言語。ユダヤ系で差別、迫害に苦しんだザメンホフは「簡便に理解できる言語があれば争いはなくなる」と国際共通語を提唱し、1887年に発表した。「エスペラント」はザメンホフのペンネーム。文字はアルファベットを基本とした28文字で、「パスポート」は「パスポルタ」など欧州言語をもとにした単語が多い。公用語として採用す
2022年 11月 8日 コメントは受け付けていません。 有限存在と永遠存在[改訳決定版] 存在の意味への登攀の試み エーディト・シュタイン(著) 道躰章弘(訳) 判型:A5判上製 頁数:608頁 定価:8000円+税 ISBN:978-4-8010-0682-9 C0010 装幀:西山孝司 11月中旬発売! 全存在の知解性の根源へ―― 有限の諸原因をめぐる数多の知識を足場にして、永遠無限の存在としての〈神〉という山頂を目指す、フッサールの高弟にしてカルメル会修道女、エーディト・シュタインの哲学の到達点。 旧版の翻訳を一部改善した改訳決定版。 【目次】 序 第一章 緒論――存在の問題 第二章 存在様態としての現実態と可能態 第三章 本質性的存在と現実的存在 第四章 本質、実体――形相と質料 第五章 存在者としての存在者(超越性) 第六章 存在の意味 第七章 創造における三位一体の模像 第八
「西欧近代」の成立には、古代ギリシャ・ローマの「古典」を連綿と読み続ける作業が必要不可欠だった――。朝日新聞の7月8日付朝刊「文化の扉」に掲載された「西欧近代 古典が源流」(朝日新聞デジタル版は「(文化の扉)西欧近代、古典が源流 古代ギリシャ・ローマの分析、多様な学問生む」)は、イタリア出身の20世紀の歴史学者、アルナルド・モミッリャーノ(モミリアーノ)の研究をもとに、「歴史学の歴史」の大きな流れを紹介した。記事のベースになった、歴史学者でギリシャ・ローマ史が専門の木庭顕・東京大学名誉教授とのやりとりからは、古典のテクストと向き合う精緻な読解から、近代の様々な学問領域が生まれる過程が垣間見えてきた。(聞き手・文化くらし報道部 大内悟史) 木庭顕氏に聞く 古典と近代の「複雑な関係」 木庭顕氏に聞く 古典の問題意識は読む側をも問う ――ただ、モミッリャーノといえどもいきなりこうした分析法に辿り
第3章 新しいリスク秩序の構築に向けて 第1節 これまでのリスク負担秩序 これまでの日本的経済システムは,①メインバンク制に代表される金融システム,②年功賃金・終身雇用に代表される雇用システム,③株式持合いに代表される長期安定的取引関係が,その特徴として指摘される。高度成長期,バブル期には,これら日本的システムは,日本経済成功の源泉との評価が多がった。 メインバンク制,終身雇用,長期継続的安定取引は,表面的には各経済主体のリスクを低め,経済成長にとってプラスに作用してきたとみなされていた。ただ,これまでみてきたように,こうした日本的経営システムをうまく機能させてきた背景のひとつには,土地神話に基づく融資構造,護送船団行政,規制による資本市場の発達阻害,持合い等による資本市場からのチェックの弱さ等もあったと考えられる。しかし現状では,土地神話の崩壊,金融ビッグバン,株式の持合いの解消に向けた
図書館司書やハローワークの職員ら、非正規の公務員が低賃金・不安定雇用に陥る「官製ワーキングプア」の問題が近年、社会的に注目されるようになった。しかし公務員の非正規化には歯止めがかかるどころか、むしろ加速していると立教大コミュニティ福祉学部の上林陽治特任教授は指摘する。 背景には、公務員を取り巻く厳しい環境変化とともに、職務を限定せず異動を繰り返して出世していく正規雇用の職員を中核に、そして専門性の髙い人材や女性を周縁に位置付けてきた「日本型雇用システム」の問題もあるという。待遇改善には何が必要かを、上林氏に聞いた。(ライター・有馬知子) ●定数削減で専門職を非正規に置き換えるようになった ――公務員の非正規化は、どのように進んできたのでしょう。 政府は1997年、公務員の定数削減に伴い、ジョブローテーションとOJTで職員一人一人の業務範囲を広げる方針を打ち出しました。これによって自治体が相
Measuring the capacity and readiness of economies to adopt and explore digital technologies for economic and social transformation World Digital Competitiveness Ranking 2023 Now in its seventh year, the IMD World Digital Competitiveness Ranking, produced by the IMD World Competitiveness Center, measures the capacity and readiness of 64 economies to adopt and explore digital technologies as a key d
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