『さらば愛しきルパンよ』(さらばいとしきルパンよ)は、1977年から1980年に放送された『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』(以下、『TV第2シリーズ』)第155話(最終話)のサブタイトル。1980年10月6日に放送され、宮崎駿が「照樹務」名義で脚本・演出を担当した。 概要[編集] 『TV第2シリーズ』に不満を感じた宮崎が制作し、第145話「死の翼アルバトロス」同様、イメージが違うとして日本テレビのスタッフが没にしようとした経緯を持つ。当初のシナリオ・タイトルは、「ドロボウは平和を愛す」であった。 作品としては、ロボット兵が登場し、ヒロインの声が島本須美であるなど、宮崎の代表作『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』の原型となる特色が強い。ラストについては、劇場映画第2作『ルパン三世 カリオストロの城』におけるエンディングや、冒頭のカーチェイスを彷彿とさせるものとなっている。最終回であ