コンシューマー向けアプリのような使いやすさを業務アプリにも――。業務ソフトウェア大手のSAPがモバイルアプリの設計開発を支援する「SAP Mobility Design Center」を立ち上げた。 ERPなど業務ソフトウェア大手の独SAPが9月19日、モバイルアプリの設計・開発を支援する「SAP Mobility Design Center」を開設すると発表した。コンシューマー向けアプリと同レベルのユーザー体験に詳しいチームをそろえ、顧客企業のニーズに合ったモバイルソリューションの構築を支援する。 SAPはコンシューマー(BtoC)および従業員(BtoE)向けのモバイルアプリの開発、デバイス管理、セキュリティ管理などを行えるモバイルプラットフォームを提供しており、Mobility Design Centerはこれを強化するものとなる。同社が米パロアルトに持つキャンパス内に設置し、顧客企業