前回、 アップルのデザインが世界中で支持される理由 について書きました。ではアップルのように、デザインにとにかく力を入れればいいのかといえば、そんなことはありません。 速そうなカッコいい車なのに、いざ試乗したら乗り心地が悪くエンジンがうるさい。そんな車があったら、なんだか騙された気分になるでしょう。やはり、格好いい車はちゃんと速くて、乗り心地も良く、いいエンジン音を響かせてくれなければ納得できません。 いくらデザインが良くても性能が良くないのでは、ユーザーにメリットがありません。今回は、デザインと性能の関係について考えようと思います。 デザインは、優れていれば優れているほど良いのか 性能とデザインに対するユーザーの反応をそれぞれ、大まかに「良い・普通・悪い」の3段階に分けると次の表のように9つの場合があります。それぞれの場合について、考えられるユーザーの反応を簡単にまとめてみました。 この