「へにゃぺんて」という個人サークルで、独自のOSを作る活動を始めてから、もう6年になる。 最初に発表したのは「OS5」という自作OS。その全ソースコードをコメントで解説した書籍「Ohgami's Commentary on OS5」を、2017年の技術書典2に出品した。 以来、「自作OS自動化のPoCとしての遺伝的MBR」「バイナリ生物学入門」「バイナリ生成環境『daisy-tools』実験報告」など、斬新な作品を毎年リリースしている。 コンスタントに続けていくうえでの大敵は「マンネリ」だという。 「マンネリが一番の敵でしたね。マンネリ化してきたときに、どうするか」 「大事なのは、やっぱり好きであること、ですね。何か、こういうやり方をしてると嫌いになりそうだ……となってきたら、積極的に止めるように心がけてきました。嫌いになるぐらいだったら、1回離れる」 大事にしているのは、自分自身を表現す