お前回のお話 ねこ森町に、深夜開店するという“夜カフェ・夢森町“に立ち寄った若い女性。 どうやら女性は仕事で、モヤッとする出来事があった様子です。 そんな女性の前に、おもちゃを持ったねこさんが、ニコニコしながらやって来る。 そのねこさんと目が合った女性は、頭の中にあったもやもやが消えていくような感覚を覚えました。 「にゃこさんと一緒に遊ぶにゃ?」 「にゃこさん?」 「にゃこさんというのは、にゃこのお名前にゃ」 「ああ、名前ね。で、遊ぶの?…いいけど。ところで君のその格好はなに?コスプレ?」 「これはセラピーキャットさんが着る制服にゃ」 「セラピー?治療、療法ってやつのこと?」 「にゃむ?そんにゃことよりおもちゃ!」 女性はおもちゃをにゃこさんから手渡される。 「遊ぶのね。はいはい」 女性は気のない感じでにゃこさんに向け、おもちゃを振り回しています。 「にゃ!そんなん、違うにゃ。もっとちゃん