■アメリカでTikTokを禁止する動きが進んでいる 中国発の動画共有アプリ「TikTok」の信頼性が再び揺らいでいる。 【この記事の画像を見る】 TikTokを傘下に持つ中国ネット大手・ByteDance(バイト・ダンス)社が、利用者の視聴履歴を収集。LGBT動画を閲覧した人々のリストを社内で保持していると、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じた。海外の有力メディアがこの報道を取り上げ、波紋が広がっている。 同紙が元従業員の証言として特報したところによると、TikTokは少なくとも1年にわたる利用者の視聴履歴を分析。性的少数者のリストを作成し、社内のデータベースに保持していた。LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの略)などのトピックの下でユーザーが視聴した動画を分類し、ユーザーのID番号は一部の従業員が閲覧できる「ダッシュボード」に保存されていたという。