モスクワ、ロシア、12月5日 (AP) ― ロシアの首都モスクワが12月4日、大雪に見舞われ、道路は大渋滞し、首都圏にある3カ所の空港の発着便はいずれも大幅に遅れるなど、大混乱を来した。 3日に降り始めた雪は一晩中降り続き、既に道路などに積もっていた上に、新たに23センチ降り積もった。 国営メディアによると、除雪のために作業員13万5000人が動員され、除雪車など機材1万8000台が投入されたという。 また、モスクワ交通局によれば、過去24時間に200台近くのトラックが雪で立ち往生し、道路交通作業員による援助が必要となったという。 首都圏にある4カ所の空港のうち3カ所で4日朝、53便に発着の遅れが生じ、4便が欠航となった。遅延のほとんどは、首都北部のシェレメチェボ空港で発生した。 平常通り運営されていたのは、モスクワの南東に位置するジューコフスキー空港だけだった。 大雪はシベリア地方のサハ