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何やら、毎年この時期に「新春暴論」と題した文章を書く流れになっているっぽい。「暴論」かどうかは皆さまにご判断いただくとして、今年もひとくさり。 いつもの通り長いので、要点を以下の通りまとめておく。 ◎性的少数者をあらわすことばとして最近よく「LBGT」が使われるが、他にも多様な性的少数者がいる。LGBTはこの意味で限定的な概念であり、他の多様な性的少数者を切り捨てている部分がある。特に、性的少数者の概念が提唱された当初は含まれていた、性的嗜好に関する少数者を含めていないこと、また彼らを一段下に見ているふしがあることは、社会における多様性を旗印とするLGBTの主張との間に齟齬があるように思われる。 ◎小児性愛やレイプなど、実行すれば犯罪となる行為を描いたマンガ、ゲームなどの創作物を消費する一部のオタクは、これにより自らの性的嗜好を実行に移すことなく充足させ、社会と共存している性的少数者といえ
昨年の新語・流行語大賞に選ばれました「爆買い」。 日本にお金を落としてくれるのだから基本的にはありがたい話のはずですが、ネガティブな報道が多いと感じている外国人が多いようです。ある香港人からは「中国人と同じに見られたくないからあまり買い物をしないように注意している」という話を聞いたこともあります。 確かにビジネス系はともかくとして、ワイドショーや週刊誌で中国人がよく書かれることはないのが現状でしょうか。この問題について、友人の在日中国人が興味深いコメントをしていたので、ご紹介します。 (中国人2人組が日本のお店で買い物したところ、日本語ができないだろうと侮られて大変無礼な扱いをうけた。実際には日本語がわかったのでクレームをつけたところ、お店の偉い人まで出てきて平謝りした……という話を受けて) 中国人に対して本当に失礼な態度をとる日本人店員、新宿や銀座で何度も目にしました。客観的に見て中国人
今日は誤った歴史認識を正す一環として、「稲作」を取り上げて書いてみたいと思う。 私はこれまで日本の稲作は「弥生時代に朝鮮半島から伝わった」と考えてきた。理由は単純で、学校でそう習ったからである。現に日本の教育を受けた方々は、その様に記憶している方も多いのではないかと思う。 実際、中学校の各教科書を見ると、 「紀元前4世紀ごろ、大陸(主に朝鮮半島)から渡来した人々によって、稲作が九州北部に伝えられ、やがて東日本にまで広まりました。」(東京書籍) 「縄文時代の終わりごろ、中国や朝鮮半島などから北九州へ渡来した人々が稲作を伝え、稲作は西日本から東日本へと広まっていきました。」(帝国書院) 「中国が統一されはじめた紀元前4世紀ごろ、中国の長江流域や朝鮮半島南部の人々が、九州北部にわたってきました。これらの人々は、水田での稲作をはじめ、新しい土器、金属器などの文化をもたらし、縄文時代の終わりごろの人
シングルマザーの家庭を「特殊な環境」として報じたがるメディア川崎で起きた中1リンチ殺人事件、残忍なやり口に憤怒しか湧かない。シングルマザーとして5人の子供を1人で育ててきた上村遼太さんの母親は、我が子の通夜を行なったその日に、マスコミに向けてコメントを発表している。 「遼太が学校に行くよりも前に私が出勤しなければならず、また、遅い時間に帰宅するので、遼太が日中、何をしているのか十分に把握することができていませんでした」と働き詰めだった自分を責め、「事件の日の夜、一度は外に出かけようとするのを止めることができたのだから、あのとき、もっともっと強く止めていれば、こんなことにはならなかったと、ずっと考えています」と最後の後ろ姿を止めなかった自分を責めていて、ただただ胸が痛い。 こうした猟奇的な少年犯罪が起きると、メディアは犯人側ばかりか、被害者側にまで「普通の家庭と違うところ」を探し出し、視聴者
「文化が違うから分ければよい」のか――アパルトヘイトと差異の承認の政治 亀井伸孝 文化人類学、アフリカ地域研究 社会 #アパルトヘイト#曽野綾子 ・曽野綾子氏の産経新聞コラムには、第一の誤謬「人種主義」と、第二の誤謬「文化による隔離」の二つの問題点がある。 ・現状において、より危険なのは、第二の誤謬の方である。 ・文化人類学は、かつて南アフリカのアパルトヘイト成立に加担した過去がある。 ・アパルトヘイト体制下で、黒人の母語使用を奨励する隔離教育が行われたこともある。 ・「同化」を強要しないスタンスが、「隔離」という別の差別を生む温床になってきた。 ・「異なりつつも、確かにつながり続ける社会」を展望したい。そのために変わるべきは、主流社会の側である。 2015年2月11日の『産経新聞』朝刊に、曽野綾子氏によるコラム「透明な歳月の光:労働力不足と移民」が掲載された。 「外国人を理解するために、
つくづく「左翼」って嫌な感じ、と確認したのが昨日の産経新聞 曽野綾子氏の連載コラム「透明な歳月の光」への批判。南アフリカにかつてあった黒人差別のための人種隔離政策「アパルトヘイト」であると断罪します。 コラムの結びにある曽野綾子氏の持論を捕まえてのことですが、それはこうです。 “人間は事業も研究も運動も何もかも一緒にやれる。しかし居住区だけは別にした方がいい” 居住区を捉えて「人種隔離」であり「人種差別」となじるのは、なじる人間の内面世界の告白です。つまり、断罪するものは、人種差別的発想を持っているのでしょう。 南アのヨハネスブルグでの実例として、白人だけが住んでいたマンションに、人種差別廃止以降は黒人世帯も入居するようになり、大家族主義の彼らは20〜30人で1区画を利用します。生活に使用する水の量は人口に比例し、マンションの水道管の太さは限られ、安定して水が出ないマンションになったことで
日本国内では、長時間労働や残業代の未払いで従業員を酷使し、使い捨てにする企業のことを長らく「ブラック企業」と呼んでいる。これに対し、従業員を大切にする優しい企業のことを「ホワイト企業」と呼んでいる。 「ブラック企業」は昨年の「新語・流行語大賞」トップテンにも選ばれ、日本メディアでも当たり前のように使われている。ネットでは連日のごとく「ブラック企業」絡みの記事が報じられている。しかし、私はこの「ブラック企業」という言葉を以前からずっと「人種差別用語」、あるいはそれに類する言葉だと思ってきた。この言葉を耳にする度に、「ああまた、人種差別用語が使われている」と心を痛めてきた。使ってはいけない言葉だと思っている。東洋経済オンラインにはこれまで軍事や外交、政治問題を書いてきた身ではあるが、今回、この問題について書く機会を得られたので、思うところを記したい。 色で価値判断するのはタブー 従業員を酷使す
差別をしませんよ、という表明は素晴らしいし、世の中そうあるべきと主張することも素晴らしいことだと思う。それでもなお、なんかちょっと奥歯に物が挟まっちゃうよなあ的なもどかしさを感じるのは、その運動が他の何かを排除するように見受けられる行動をしばしば取るからなんだよね。 一番問題なのは、何かに対する「対立姿勢」を明確に取るようなことがある場合。しばき隊の悪いところの典型がそれで、結局のところ自分の思想と相容れない相手と闘争しているだけの当事者を無視した自称知的階級のお遊び(ただし真剣である)に見えてしまうところなんだろうなあと。 それを象徴しているのが何かにつけ「反」という文字がついて回ること。これは反原発と脱原発って話の時にも思ったことだけど、反って結局オレはそれが気に入らないという以上の何物でもなく、価値観の否定にほかならず、寛容や他者の需要ともっとも遠いところに存在する思想の表出であって
もとよりこれはコミュニケーションの問題であり、問題があるとしたら(当人以外にははっきりとはわからないだろう)やり取りにおける差別的な発言の存在であり、障害者にやさしくない店の機能性は全然別の話だと僕は思っている。 なんだけど、そういう店であること自体が差別だみたいなことを言う人もいて、それはそうじゃないだろと。もちろん、 「そうでなければならない」ことではあり、次第にそうではないものが許可されなくなっていくだろうというのは他の問題(例えば耐震強度)と同じ社会の進歩による変化であり、徐々に行われるものなんだよね。 だから、今回の問題は徹頭徹尾コミュニケーションの部分の問題だとしたいし、だからこそどっちが悪いかの判定はできないけれども、問題提起としては「差別発言は良くない」「車椅子で入れる店を普通にしたいね」という部分を大事にしたい。 とはいえ、「差別発言は良くない」を否定している人は多分いな
障害者側からみる乙武氏入店拒否問題 まるみえ星人です。 誰も見てくれないかもしれませんが、くじけず書きます。 乙武氏の入店拒否問題ですが、どうも話がややこしくなってる気がします。 繰り返しますが、障害者の1人として今回の件を「人権侵害」や「差別」にもっていくのは断固反対だし間違ってます。 社会的に、もしくは表面的にはそう扱えるのかもしれませんが、ぼくは当事者なので、そんな建前でこの問題が流れてしまうのは困るのです。 今回、問題にすべきはあくまで双方のコミュニケーションの取り方であって、 重要なのは「予約の時に車椅子であることをなぜ伝えなかったか」なんです。 これが予約の時に車椅子であることを伝えて、それでひどい対応をされたとしたなら、そりゃ間違いなく人権侵害でOKだと思いますよ。 そりゃもうツイッターで名指しでバンバンやって信者総動員で、叩きまくりゃいいと思います。 でも、今回はそうしなか
吐き気がするなんてもんじゃねえよこいつら。 ゲロだよ。ゲロそのもの。吐瀉物。 https://twitter.com/May_Roma/status/336119197815934976 かさこさん、しかしあなたの記事は読んでいて吐き気がしました。ブロゴスもあなたの記事も二度と読む気がしません。良い記事もあったから残念です。 https://twitter.com/May_Roma/status/336120474784382976 私が吐き気を催したのはあなたのブログの書きっぷりです。 https://twitter.com/May_Roma/status/336129910018019330 かさこさん、金玉はあるんでしょうか。ないなら私のを移植しましょうか? 何がゲロか。現時点で言いたいことを全部書く。 https://twitter.com/May_Roma/status/3361
現代美術は往々にして社会に問題提起をします。森美術館におけるこの度の会田誠氏の展覧会、「会田誠展:天才でごめんなさい」をめぐり賛否両論含む議論が生まれたことについては、現代美術の展覧会としての観点からは有意義であったといえます。 作品への感想や意見は、否定的な内容も含め大いに語られると良いでしょう。しかしながら作品の撤去要請については、私ども女子現代メディア文化研究会は抗議いたします。撤去要請は表現の機会を否定することになります。これは表現をする事前の抑制につながり、「表現の自由」が保障されるべき近代国家にあっては、軽々に認められないことです。 もちろん、制作過程に現実の人物に対する虐待が含まれる作品の場合、厳しい取り締まりが必要です。しかし問題とされた「犬」シリーズについていえば、描かれている少女たちは実在しない人物であり、この作品の制作過程においては人権侵害はありません。 また、森美術
誤った知識による報道が偏見や差別をもたらしてしまう。そしてそれがたくさんの人々を追い込んでしまう。今回は罪山罰太郎さんのブログ『俺の邪悪なメモ』からご寄稿いただきました。 産経新聞が発達障害についての俗説を広め、偏見を助長しようとしている件について 『Twitter』でも叫んだんですが、心底腹が立ちました。 産経のこの記事。 【解答乱麻】明星大教授・高橋史朗 豊かな言葉がけ見直そう – 『MSN産経ニュース』 http://sankei.jp.msn.com/life/education/100419/edc1004190041000-n1.htm 発達障害について書かれてるのですが、間違いだらけで本当にヒドいのです。 たとえば、記事には —— 発達障害は2歳までに発見して対応すれば治り、3歳までなら5分5分、4歳以上では困難になるという。 —— 【解答乱麻】明星大教授・高橋史朗 豊かな言
tsuda:六本木ヒルズで行われる「教育における体罰を考えるシンポジウム」に来ましたよ。今回は事前に取材申請して、プレスパスもらってます。http://bit.ly/ikdDV tsuda:第一部は石原慎太郎(東京都知事)と櫻井よしこ(ジャーナリスト)の対談。第二部はパネルディスカッション。 tsuda:このシンポの主催は「教育における体罰条項を考える会」という団体で、昨年教育基本法から体罰を禁止するという条項を削除するために活動しているそうです。 tsuda:シンポに先立って、全員起立、君が代独唱と斉唱。 tsuda:教育における体罰条項を考える会会長加瀬英明の挨拶。 tsuda:加瀬「慶応の創始者福沢諭吉は、慶応の幼稚舎作った。幼稚舎のモットーは人心よりも重心を育てよというもの。学校教育法という話でいうと、戦前も体罰を禁止していたが、現在は体罰の解釈範囲が異なってき
選手がつけた福島の瓦礫製のバッジ ”放射能がれき持ち込みを問題視した英BBCが生放送し、強制退場” オリンピック開会式と瓦礫 (gareki) 2012-08-02 22:05:58 野田が出発前に選手たちにお守りとして福島の瓦礫製のバッジを。 ヒースロー空港を通過したが、IOCが問題視。 開会式の入場で英BBCらはこの事実を生放送。 NHKは急遽その場で無言で放送。 300人の日本選手は一周した後に誘導されて会場外へ。 JOCはこの事実を認めず「選手らが間違って外へ」 がれき拡散に対する国際社会の答え (もうやめて・・・(泣く)) 2012-08-03 09:50:14 オリンピック開会式、日本選手団強制退場事件。 “がれき拡散防止”が国際社会の常識であることが、証明された形になりましたね。 日本のマスコミが必死になって隠すはずです。 がれき拡散防止は、前代未聞のこのような事態を引き起こ
【初回生産限定スペシャル・パッケージ】ダークナイト(1枚組) [DVD] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2012/06/27メディア: DVD クリック: 1回この商品を含むブログを見る先日のエントリで、ハックルこと岩崎夏海が「『ダークナイト』のジョーカーは親の虐待で悪人になった。こういう安易な設定は人をバカにしている」と書いていたことを揶揄したのですが、ハックル本人から「差別だ!」と返されました。 http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20120716/1342401707 この人は、オレが「発達障害を疑う必要がある」と書いた意味が理解できず、字面だけを捕まえて「差別だ!」と言っています。 発達障害は差別されるべきものではありません。でも、健常者なのに壊滅的に理解力がない(それでいて、本人は自分を世界的文豪だと思っている)人は、バカにされ
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