高齢者が運転し、スーパーに突っ込んだ乗用車=大阪狭山市で2021年11月17日午後1時34分、本社ヘリから北村隆夫撮影 高齢者の運転ミスによる事故が後を絶たない。中でも多いのが、ブレーキだと思ってアクセルを踏んでしまう「踏み間違い」だ。なぜわかっているのにミスをしてしまうのか。脳の「運動前野」という領域が、その謎に深く関わっていることがわかってきた。 公益財団法人・交通事故総合分析センター(東京都千代田区)のまとめによると、運転操作ミスによる対人事故のうち、踏み間違いは4割弱と最も多い。車両同士なども含めた踏み間違い事故は2018~20年に9738件発生。このうち死亡重傷事故は797件で、65歳以上が65%を占めた。 踏み間違いをしたドライバーは、赤信号や歩行者などの情報はちゃんと目で捉えているし、止まるという判断もしている。それにもかかわらず、ブレーキを踏むはずがアクセルを踏んでしまう。
「人殺し!」という声が響き渡った法廷 「人殺し……、人殺し!」 2021年2月、東京地方裁判所102号法廷。被告人が退廷している最中、中年女性の声が法廷に響き渡った。被告人席の目の前の傍聴席にいた私は、まるで後ろから矢を打たれたように、一瞬、息が止まる思いがした。「そこの人、発言を控えなさい!」職員が口々に、叫んでいる女性の発言を止めるよう叫び、法廷は一時、騒然となった。 2019年4月19日、東京・東池袋で当時87歳の被告人・飯塚幸三が運転していた車が暴走し、2名が死亡、9名が負傷する大惨事となった交通事故の刑事裁判。私は被告人である彼の目の前の特別傍聴席にいた。被害者とその家族、支援者、そして多数の報道陣が記者席に詰めかける中、私は針の筵むしろに座る思いだった。 毎回、公判期日の前日は一睡もできず、緊張のままその日を迎えていた。重大事件とあって法廷は厳戒態勢が敷かれ、傍聴人の入廷から出
リコールの発表は2日連続となっており、テスラの迷走を象徴するかのようだ。11月18日には助手席エアバッグが正常に展開しないおそれがあるとして、約3万台のモデルXのリコールを発表している。ロイターによると株価は3%の下落を記録し、2年来の安値となった。 翌11月19日には、同社は10倍規模のリコールを発表する。テールランプが点灯しない不具合を理由として、全米で32万台をリコールする展開となった。起動処理中にまれに故障を誤検知することで、ランプが断続的に点灯しない不具合が発生することがあるという。 同社はソフトウエア・アップデートで対応可能だとしているが、アメリカだけで32万台に影響する大きな不具合となった。同事象は海外でも報告されており、影響数はさらに膨らむとみられる。 安全性を担保するだけの技術力が不確かなまま、見切り発車で販売に踏み切ったともいえる。 高校生が死亡、映像はツイッターで世界
池袋暴走事故 遺族のブログ平成31年4月19日、池袋において発生した交通事故。10人が重軽傷を負い、私の最愛の妻と娘の尊い命が奪われました。 再発防止について活動して行きます。 何卒よろしくお願いいたします。 こちらの報道を受けて、想いを書きます。 最初に申し上げておきます。 いつもは出来る限り前向きに、交通事故のない世の中を目指して発信をしています。 ですが、今回は感情のままに書きます。読んで嫌な想いをする方もいるかもしれません。 ですが、もはや私一人では抱えきれない。だから書きます。 記事に感じる違和感と感情この執筆者(加害者家族の支援者)のこの手の記事を、この3年間、何度も何度も目にしました。その度に、ものすごく違和感を感じています。 違和感を感じる点 私が違和感を感じる点は以下の点です。 ①本当の真実をこの執筆者は知っているのか。 ②バッシングが起きた背景への着眼点がズレている。
【読売新聞】 北海道森町で9月に開かれたカート体験イベントで、暴走した車両に2歳児がはねられて死亡した事故は、運転者や会場の見物客などの安全管理が「開催者任せ」になっていた実態を浮き彫りにした。公道外のイベントで走行するカートを規制
家族が事件や事故に「巻き込まれる」ことをイメージする人はいるが、「加害者」になることまで想像する人は少ないであろう。しかし、あなたの大切な家族が他人の命を奪ってしまい、ある日突然、加害者家族になることは、特殊な人々だけが経験することではなく、日常に潜むリスクなのだ。 【写真】この記事の写真を見る(3枚) ここでは、2000件以上の加害者家族支援を行ってきた阿部恭子氏の著書『 家族が誰かを殺しても 』(イースト・プレス)から一部を抜粋。2019年4月19日に「東池袋自動車暴走死傷事故」を引き起こした飯塚幸三受刑者(91)の受刑生活を紹介する。(全2回の1回目/ 2回目 に続く) ◆◆◆ 拘置所側も先例がない高齢者90歳の収監 幸三が東京拘置所に収監されてから数日後、妻の下には夫から手紙が届いていた。 「あまりに悲惨な状況に、母は泣き崩れてしまって……」 長男も、手紙の内容に衝撃を受けていた。
政府の取組 GOVERNMENT EFFORTS 交通対策本部(本部長:内閣府特命担当大臣)の下、早急に対策を講じることとされている高齢運転者の交通事故防止対策の一環として、 「安全運転サポート車」の普及啓発を行うため、「安全運転サポート車」の普及啓発に関する関係省庁副大臣等会議を設置し、 今後の普及啓発の方策を「中間取りまとめ」として公表しました 2021年11月より衝突被害軽減ブレーキは新型車への装着が義務化されることになりま した。政府としては、サポカーの普及啓発に努めるとともに、より安全な新車への買い換えを促進していきます。 以下のとおり適用(乗用車等) ※軽トラックは令和9年9月 国産車 輸入車 新型車
19日夜、福島市で軽乗用車が歩行者をはねたあと信号待ちの車3台に衝突し、はねられた女性が死亡したほか5人がけがをした事故で、現場に軽乗用車のブレーキ痕が残っていなかったことが警察への取材でわかりました。 軽乗用車が数十メートルにわたって歩道を走る様子が目撃されていることから、警察は、軽乗用車の97歳のドライバーを過失運転致死の疑いで逮捕して、当時のいきさつを調べています。 19日午後4時50分ごろ、福島市南矢野目の市道で、軽乗用車が歩道にいた女性をはね、さらに信号待ちの車3台に次々に衝突して車と街路樹の間に挟まって止まりました。 この事故で、歩道にいた市内の調理員川村ひとみさん(42)が、全身を強く打って死亡しました。また、衝突された2台の乗用車に乗っていた女性4人も軽いけがをしました。 警察は、軽乗用車を運転していた福島市の波汐國芳容疑者(97)を過失運転致死の疑いで逮捕しました。頭に軽
19日、福島市の市道で97歳の男が運転する車が歩道に突っ込み、女性がはねられて死亡した事故で、警察は男がブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性があるとみて捜査しています。 【写真を見る】逮捕された波汐國芳容疑者(97)と事故現場 過失運転致死の疑いで逮捕された福島市北沢又の無職・波汐國芳(なみしお・くによし)容疑者97歳は、19日午後5時前、福島市南矢野目の市道で、軽乗用車を運転中に歩道に突っ込み、歩道を歩いていた福島市八島田の調理員・川村ひとみさん42歳を死亡させた疑いが持たれています。 波汐容疑者の車は歩道を数十メートル暴走した後、信号待ちをしていた車3台にも衝突し、波汐容疑者を含む5人が軽傷を負いました。 近所の人などによりますと、波汐容疑者は、普段から車庫入れを何度もくり返し、車には複数の傷があったということです。 近所の人「最近は頻繁に駐車に苦戦する場面があった。運転をやめたほう
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