自己ブクマに関するe-domonのブックマーク (2)

  • 育成者の権利は保護されるべきか? -大学では教えてくれない育種学- - Domon blog -Formerly known as Dog year's blues-

    忙しい方のためのサマリー 新品種できるまでに1/1,000,000の選抜強度は当たり前。 近代的な育種によってトウモロコシの収量は1920年代の200 kg/10aから1.2 t/10aへと6倍になった。ダイズやイネでも20世紀後半の育種で大幅な収量増が可能になった。 近代育種の目指すところ 農業生産資材としての種苗が在来品種だった時代には、現在の先進国においても「種子は農民の物」という主張も妥当だったし、参加型育種(PPB)が行われている途上国においても在来品種やPPBによる品種は農民のものという主張は恐らく妥当だろう。しかし、既に述べたとおり、近代の植物の育種は、農民ではなく公的機関や民間の事業者によって専業的に事業として行われてきた。こうなると、種子というものは買い取った農民のものであるけれど、生産性にかかわる「品種」としての特性は育種事業者の知的財産であるという二重性があらわれてく

    育成者の権利は保護されるべきか? -大学では教えてくれない育種学- - Domon blog -Formerly known as Dog year's blues-
    e-domon
    e-domon 2011/07/07
    長いイントロダクションの最終回。次回予告「種苗会社がなぜ植物特許を取ろうとするのか?-モンサント社の戦略の変化を例に-」
  • 植物の「品種」という状態 - Domon blog -Formerly known as Dog year's blues-

    忙しい方のためサマリー。 農作物の「品種」とは、遺伝学・分類学的な線引きが出来るものではなく、大雑把に言えば外見上の特徴で他のものと区別できる植物の集団を言う。 農作物の「品種」とは何だろうか?「品種」と言う言葉で括られる”もの”には実は科学的な実体は無い。より正確に言えば、遺伝学的には次のような様々な状態を一括りにしている。 -一つの品種がクローンである場合(果樹、イチゴ)、純系である場合(大抵のイネ、ムギ)、準同質遺伝子系統のセットである場合(コシヒカリBL)、自家不和合性のソバのように稔性に関する遺伝子以外がほぼ均一な場合、雑種第一代(F1、トウモロコシや多くの野菜)、遺伝的に必ずしも固定していない集団(多くの作物の在来品種)- 従って、品種とはどのようなものか科学的に輪郭線が引けない以上、法的に(無理矢理)輪郭線を描き出して他のものと区別することになる。日の種苗法、アメリカのPl

    植物の「品種」という状態 - Domon blog -Formerly known as Dog year's blues-
    e-domon
    e-domon 2011/07/06
     「植物の」に限定した訳は植物の品種の線引きが恣意的であるので、動物では違うルールが作られているかもしれないことと、このエントリーは”イントロ”なので次回以降の話題が植物限定のため。
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