昨年4月の東京都江東区長選を巡る公選法違反事件で、有罪判決が確定した柿沢未途元衆院議員の連合後援会が31日夜、区内で会合を開き、解散した。 後援会は、父親の故柿沢弘治元外相時代から約半世紀にわたって柿沢家を支えてきた。会合には、幹部や元秘書ら約70人が出席したが柿沢氏の姿はなかった。 長谷川健治会長は「柿沢事務所はなくなり、やめざるをえない。(公民権停止の)5年後に個人個人でそのときにどういう行動をとるか。みんなで決めてください」とあいさつ。取材に「(未途氏に対する)気持ちは全く私は変わっていないが、江東区の政治に対して、何か物を申す気持ちはもうない」と話した。