自己啓発に抗してこの再帰的近代に「私」を守るために - あままこのブログ

腐フェミニスト記-801 Feminist Diary- ↑を読んで考えたことをなんとなーくメモ 元々「自分史」って、社会から「自己＝私」を守るためのものだった。 上記の記事では、企業が個人に「自分語り」を要求する、その際に「自分史」の再構築が求められ、それが就活のキツさの一因となっているっていうことが言われているよね。 まーそれは確かに正しいんだろうけど、しかし上記の記事はそこから「内面」を語ることや、「自己」を語ること全般が嫌悪すべきであるかのように言われていて、そこがちょっと違和感があった。*1 とゆーのもさ、もともと「自分史」とかを語ることによって「自己＝私」を再構築しようっていうのは、社会から「私」を守るために始められたことだったわけじゃん。 これは、多分僕なんかよりフェミニストのid:nagano_haruさんの方がよっぽど深く知ってることなんだろうけど、元々「自分史」っていう

[amamako]

d:id:nagano_haru:20100124:1264349181に言及。当事者ではない（だって就活してないんだから！）ので「自嘲気味に笑いながらアウトローっぽ」い語り口になってるかもしれないけど

[mahal]

ただ、「無理に働かなくてもいい社会」は、社会維持のために最終的には「エリート」を必要としてしまい、それはそれで「前近代への回帰」や「職業選択の不自由」をもたらしはしないか？とも。

[shiraber]

「「俺たちの命令にはいはい従うな！」と命令してくる会社。なんか頭が痛くなってくるパラドックスだけど、それこそがまさに企業が個人に「再帰性」を求める光景の、真実なんだよね。」

[dance777]

"「自分史」とかを語ることによって「自己＝私」を再構築しようっていうのは、社会から「私」を守るために始められたことだった"

[sillyfish]

抵抗のための「あえて」だった自分語りが、自己形成の主流に転化しちゃったのが現代/企業の要求する自己物語にうまく適応した者が、それができずどこにもない「真実の自己」を探して語り続ける者を笑うんだ

[guldeen]

設立者・立上げメンバー・第二期・そしてその評判を聞きつけ「俺も入れろ」と来る人、の順に要求ハードルが高くなるのは止むを得まい。ただやはり、大学最後の1年半を真剣に費やす程の値打ちがある行為とは思えん。

[Nahoo]

最後のまとめはおおむね同意。ただ、「無理に働かなくても良い社会」、というか、「各々が好きなように能力資源を配分しても存続可能な社会」といったほうが適切な気がする

[fulci]

あとで読む

[minakagami]

「自分史」についてちょっと勉強になった。２０年前は履歴書だけで十分だったのに、いつまにか提出資料が増えたよなー。企業の方が３ヶ月とか半年とか試験雇用してフルイにかけるって余裕もなくなったんかなー。

[Nachbar]

就職活動反対派はこの人もそうだが就職活動や会社というものを大仰にとらえすぎている気がするんだ。そんな馬鹿でかい敵でもあるまい。

[katzchang]

留年という穴に4回ほど落ちたのは、とても良い経験だった。

[atoh]

なんかもう大変だな。/「企業は個人に、会社組織に反逆するような「自己」を持て！と脅してくるの」こんな事いってるんだ採用側は。にわかには信じられないけど。

[kiku-chan]

少なくとも、「就活で失敗したら人生終了」みたいな考え方に支配されるような所に、学生の大半が追い込まれているようにも思う

[TakahashiMasaki]

"上からの命令をただ実行していれば良い職業なんて、この産業が高度化した現在においては殆どない"(ほんとか？（外食とか証券とかそうゆうのまだあるんじゃない（なんでわしにメッセージが…本人にいってはどうか

[noharra]

【私】とはハンドルネームであってハンドルネーム以上のものであるＲ・Ｎであり戸籍名Ｋ・Ｋは給料を貰うための仮の名前であるとひたすら信じようとすること。これが勤続３０年のわたしの世間からの身の守り方だった